総領事館の活動

令和5年1月4日
【活動報告2022年11月】

 

赤松大使がパナソニックの蘇州新ビル開所式に出席

  11月1日、赤松秀一総領事・大使は、江蘇省蘇州市にて行われたパナソニックの新ビル開所式に出席し挨拶を行いました。赤松大使は、日中国交正常化50年にあたる記念すべき年に今回の開所を迎えたことに祝意を述べるとともに、日中両国の更なる発展につながることへの期待を述べました。その後、新ビル内のショールームを視察しました。
 
 

赤松大使は中日工業設計センターを訪問
  11月1日、赤松秀一総領事・大使は江蘇省蘇州市相城区の中日工業設計センターを訪問しました。王達・理事長等の案内で、日本文化の紹介や伝統工芸品の販売等を行う中日(相城)文化交流センター、相城区黄橋街道の概要を紹介する黄橋街道展示センター、中日工業設計センターが参画する青苔国際工業設計村の建設現場や同社オフィスを視察するとともに、意見交換を行いました。
                                                                                                                          

赤松大使は江西省景徳鎮を訪問
  11月7日から9日、赤松秀一総領事・大使は江西省景徳鎮市を訪問しました。11月8日、赤松大使は、2022中国景徳鎮国際陶瓷博覧会開幕式に出席し、同博覧会を見学しました。同日、殷美根・江西省副省長との集団会見に出席し、本年は日中国交正常化50周年の節目の年であり、今後より一層江西省と日本の交流を発展させ、日中間の国民交流を太くし不可逆的な流れにしていきたい旨述べました。
  また、同日午後、赤松大使は、景徳鎮学院を訪問し、葉観榮・同学院書記らの案内で、学内を見学しました。書道や絵画など陶磁器の様々な作品を見学し、教授や学生と交流を行いました。また、出張期間中、三宝村等、当地の陶磁器家や芸術家の工房やギャラリーを見学し交流を深めました。その他、御窯厂国家考古遺址公園や陶渓川陶瓷文化創意園などを視察し、同市の歴史や現在の芸術創作活動支援の状況について理解を深めました。
  
 
赤松大使は第5回中国国際輸入博覧会へ出席・視察
  赤松秀一総領事・大使は、11月4日夜に開催された第5回中国国際輸入博覧会の開幕式に出席しました。
  また、5日から7日にかけて、博覧会会場で行われた高齢化やデジタル経済、カーボンニュートラル分野のフォーラムや日本企業主催の式典に出席し、スピーチを行いました。さらに、日系企業を中心とした約30社を訪れ、展示ブースを視察し、関係者から各社の中国市場での取組などの説明を受けるとともに、関係者との意見交換を行いました。

 

赤松大使が第6回中日企業家ゴルフコンペ及び日中国交正常化50周年交流会に出席
  11月12日、赤松秀一総領事・大使は、日中国交正常化50周年を記念して行われた上海日本商工クラブ(垣内隆理事長)、日本中華総商会上海聯誼会(沈高平会長)、新滬商連合会(鄧旭春執行首席)主催の第6回中日起業家ゴルフコンペに参加しました。ゴルフコンペには、日中の経営者など60名以上が参加しました。 その後、日中国交正常化50周年交流会に出席し、基調講演を行うとともに、参加者との交流を深めました。
 
  
赤松大使が昆山日商クラブゴルフコンペに出席
  11月13日、赤松秀一総領事・大使は、第33回昆山日商クラブ日中国交正常化50周年記念総領事杯ゴルフコンペに参加しました。ゴルフコンペには、総勢60名以上が参加しました。赤松大使は、ゴルフコンペ終了後の懇親会時に、日中友好の重要性についてのスピーチを行いました。
  

赤松大使から林棟甫氏に在外公館長表彰を授与
  11月14日、赤松秀一総領事・大使は林棟甫氏に対し、これまでの日中交流活動に対する貢献を称え「在外公館長表彰」を授与いたしました。
  林棟甫氏は中国で最も著名な声優、番組司会、俳優、芸術家の一人です。2018年、制度創設後2人目、外国人としては初めての「かごしま焼酎大使」に委嘱されました。これまで複数回鹿児島県を訪れる中、焼酎の蔵元へ活発に視察する等焼酎への造詣が深く、2018年上海市内に焼酎バー「JAZZ IN SHOCHU 鹿児島料理」をオープンしたほか、2022年2月には鹿児島県上海事務所主催「鹿児島本格焼酎販売応援店認定証授与式」に出席し焼酎との出会い等を語るトークショーを実施するなど、焼酎の普及等に貢献されてきました。林氏は挨拶の中で、これからも鹿児島県の本格焼酎の素晴らしさをより多くの方々に伝え、引き続き日中交流の推進に貢献していきたい旨述べました。
  

赤松大使は資生堂創業150周年記念式典に出席
  11月15日、赤松秀一総領事・大使は、上海市の北外灘世界会客庁にて行われた資生堂の創業150周年記念式典に出席し、挨拶を行いました。
  赤松大使は、資生堂の日中両国における長年の活躍やリフィル普及などの新たな取組に賛辞を送るとともに、資生堂を始め日系企業が活動しやすいビジネス環境の整備に上海市が引き続き取り組んでいくことへの期待を述べました。上海市政府からは、宗明副市長他が出席しました。
 

陳祖恩教授と施小煒教授への外務大臣授与式及び記念座談会を実施
  11月15日、当館は中国近代歴史研究者の陳祖恩教授と、翻訳家であり日本文学研究者の施小煒教授に対する外務大臣授与式と、両教授による記念座談会を実施しました。赤松秀一総領事・大使は授与式にて、陳祖恩教授の日中交流史の研究、並びに発信を通じた日中相互理解の促進への貢献に対する多大な貢献と、施小煒教授の日本文学の翻訳及び研究を通じた日本理解促進並びに文化交流の促進に対し、敬意と感謝を表しました。続く記念座談会で、陳教授と施教授はこれまでの自身の経験や、過去に出会った日中友好人士などの物語を基に、日中の草の根交流、相互理解の大切さについて語りました。
 

赤松大使はASICS上海旗艦店を訪問
  11月17日、赤松秀一在上海日本国総領事・大使は、日本のスポーツ用品メーカーであるASICSが、10月23日に、100年近い歴史を持つ上海の伝統的な住宅建築様式である「石庫門」の建築物である「豊盛・尚賢坊」内にグランドオープンした上海旗艦店を訪問しました。
  西脇剛史・ASICS大中華区総裁からは「当社は常にイノベーティブな商品やサービスの開発を実践しつつ、現地デザイナーとのコラボレーションをも強化することで、新たなファンの獲得に加え、当社独自の斬新な体験も提供していきたい」とのコメントがありました。
  

赤松大使は日中国交正常化50周年記念中日友好音楽会に出席
  11月20日、赤松秀一・総領事・大使は、上海市東方芸術センターにて開催された「日中国交正常化50周年記念中日友好音楽会」に出席し、挨拶を行いました。
  赤松大使は、「日中国交正常化50周年という記念すべき年に、日中両国の音楽愛好家達が一堂に会し、音楽を通じて日本と中国の友好を表現するということは、非常に尊いことである」と述べ、様々困難を乗り越えた日中両国の出演者に賛辞を送りました。
  本イベントは、上海市曹鵬公益基金会、上海曹鵬音楽中心が主催する日中のアマチュア音楽団体が、日中国交正常化50周年を記念して企画された音楽会です。
  日本側からは、上海ブラスバンドが団体として出演した他、アンサンブルエロイカ、コールプラタナス、上海グリークラブから個人出演した他、アマチュアのシンガーソングライターとして自作の楽曲を多く発表している「森爺爺」氏が出演しました。中国側からは、上海城市交響楽団や、自閉症の子供達や青少年による天使知音サロン、・上海愛楽合唱団が出演しました。
  最後に、曹鵬先生の指揮によるベートーベン作曲の「第九(交響曲第九番)」で日中友好の音色を表現し、コンサートを締めくくりました。
 

赤松大使は日中国交正常化50周年記念中日友好音楽会に出席
  11月21日、赤松総領事・大使は中等日本語課程設置校工作研究会に対し、在外公館長表彰を授与しました。中等日本語課程設置校工作研究会は、中等レベルの日本語教育の発展を目的として、2011年、上海市甘泉外国語中学、北京市月壇中学、長春日章学園高中など11の学校が連合で設立しました。昨今の中等レベルにおける日本語学習者数の増加を背景に、会員校の数も年々増加し、2022年現在、その数は全国103校に上ります。当該研究会は、主に会員校の日本語教師を対象とした研修やセミナー、教授法コンテスト等の実施、日本語教育関連の教材開発、日本語スピーチコンテストの実施などを通じ、日本語教育の発展に貢献してきました、また、日本の大学などの教育機関との交流や連携にも積極的に取り組み、中等レベルの日本語教育分野において、各学校を繋ぐプラットフォームとしての役割を果たしています。同研究会の劉国華会長は、受賞の挨拶の中で、今後も同研究会の活動を通じ、日本語教育の発展、並びに、日中の青少年の間の交流に力を尽くしたいと述べました。


赤松大使が三菱ケミカル(中国)マーケティングテクニカルセンター食品パーク開業式に出席
  11月21日、赤松秀一総領事・大使は、上海市にて行われた三菱ケミカル(中国)の「マーケティングテクニカルセンター食品パーク」の開業式に出席し挨拶を行いました。赤松大使は、世界的に喫緊の課題である食糧問題の重要性に触れつつ、今回の三菱ケミカル食品パークの開業が、中国におけるフードロス削減や食生活の向上につながることへの期待を述べました。その後、担当者の案内で、食品パーク内の視察を行いました。
 

赤松大使は江蘇省常州市を訪問
  11月22日、赤松秀一総領事・大使は、日中国交正常化50周年及び「江蘇日本友好交流年」の一環として、垣内隆・上海日本商工クラブ理事長を始めとする日系企業の代表等約10名とともに常州市を訪問しました。
  訪問団は、常州市規画館を訪問・視察するとともに、盛蕾常州市長との会見を行いました。会見において、赤松大使から日中国交正常化50周年の記念すべき年に、深い歴史があり、長江デルタ地域の中心として経済面で著しい発展を遂げている常州市を訪問できたことは感慨深い旨述べるとともに、今回の訪問をきっかけに新しい日中協力を常州市との間でも具体化していきたいと述べました。

  また、訪問団は、常州市等に拠点を構える数多くの日系企業と共に「2022中日智造交流大会」に参加しました。同大会では、常州市に設立された中日(常州)智能製造産業パークの状況や新エネルギー車分野における日中協力に関する企業家からの説明・講演等が行われました。赤松大使からは、スマート製造、新エネルギー車は日中の課題と強みを持ち寄ることができる発展可能性のある分野であり、常州に設けられた中日(常州)智能製造産業パークにおける取組、日中企業間の連携を期待する旨述べました。
  なお、当日は、常州市国家高進区創新展示センターを訪問し、常州市国家高進区の企業支援の状況や同区に拠点を構える日系企業の状況を聴取した他、訪問団を歓迎する市長主催による昼食会や「2022中日智造交流大会」に参加した日系企業と常州市関係機関等との交流を促進するための夕食会も催されました。
 

赤松大使は朝陽義塾高校にて講演会を実施
  11月23日、赤松秀一総領事・大使は上海の朝陽義塾日本国際高校を訪問しました。同校の生徒は2年間同校で中国の高校の教育課程及び日本語等の授業を履修後、日本の提携高校等へ編入して1年~1年半日本の教育課程を学び、その後、日本の大学への進学を目指します。赤松大使は、孫源源理事長から同校の教育理念等について説明を受けた後、同校の生徒約230名を対象に、日中間の深い交流と両国の文化の共通性やこれから日本に留学する生徒へ期待することなどを述べました。質疑応答では生徒から日本留学後のアドバイスなど将来の目標に関する質問が多く寄せられました。
 

赤松大使は胡木清氏に在外公館表彰を授与
  11月23日、赤松総領事・大使は、胡木清・上海芸術品博物館理事長に対して、日中相互理解及び友好親善への寄与に対する功績に敬意と感謝を表し、「在外公館長表彰」を授与しました。
  胡理事長は、ここ20年間日中文化交流をテーマにした展覧会、フォーラム等の関連イベントを数十回主催されました。それらの    イベントでは、日本の文化勲章受賞者、「人間国宝」の方々等日本を代表する優れた芸術家の作品を展示するとともに、文化・教育・仏教・政治・経済等を代表する方々を招聘されました。また、日本側の招聘で数十回に亘って日本を訪問し、多分野の交流を積極的に推進されました。胡理事長は受賞に際し、上海芸術品博物館は日中文化交流、特に工芸美術の交流の推進に尽力してきたが、これを契機に、引き続き自身の座右の銘である「徳は弧ならず、必ず隣あり(中文:德不孤,必有領)」の精神に則り日中文化交流の推進に尽力していきたいと述べました。
 

赤松大使は徐迪旻氏への外務大臣表彰及び潘幽燕氏への在外公館表彰を授与
  11月24日、当館は、上海雲間美術館にて、徐迪旻・同館館長への外務大臣表彰授賞式及び潘幽燕・上海師範大学音楽学院教授への在外公館長表彰式を実施しました。授賞式では、赤松秀一総領事・大使より、徐迪旻・館長に対し、日本政府を代表して外務大臣表彰を授与し、潘幽燕・教授に対し、在外公館長表彰を授与しました。徐迪旻館長は、これまで20年近くにわたり、毎年中国の文化芸術、経済、メディア等の関係者や要人の訪日団をアレンジしたり、日中文化交流事業を実施してきました。2014年に上海で雲間美術館を開館した後は、書道展や美術展等の日中文化交流事業の他、日本の大学同窓会、地方自治体PR事業等を実施する等、一貫して中国における対日理解及び日中交流の促進に大きく貢献してきました。潘幽燕教授は、日中両国で活躍するソプラノ歌手として長年両国で音楽交流活動を行い、2007年にはNPOアジア共同体による日中親善平和大使に任命されています。2012年以降は、上海師範大学音楽学院教授として、日本の唱歌・童謡等の歌唱法等を当地学生に教授し、2020年には日本の唱歌・童謡について日中対唱版のCDを制作する等、日本の音楽文化の普及に貢献してきました。赤松大使は、挨拶の中で、両氏のこれまでの日中交流における貢献に謝意を表するとともに、今後も両氏の活躍により、50年、100年続いていく両国の民間交流の礎となることに期待する旨の祝辞を述べました。徐館長は、挨拶の中で、「今年は、自分が日本留学してから30周年の意義深い年であり、そうした年にこのような大きな賞を受賞できたことは非常に光栄。今後も日中の友好交流のために力を尽くしたい」と述べました。潘教授は、「今後も自身の音楽活動を通じ、中日両国民の友好交流と相互理解にささやかながら貢献したい」と語り、日本の楽曲「花」等の歌唱を披露しました。
  表彰式では●(龍に共)心瀚・元中国中央宣伝部常務福部長、蔡建国・元上海市人民政府参事を始め多数の来賓が出席しました。
  

                                    

赤松大使はアビームコンサルティング開所式に出席
  11月25日、赤松秀一総領事・大使は、上海のビジネスの中心地である陸家嘴の上海センタービル(上海中心)の新オフィス開業式に出席し、挨拶を行いました。
  赤松大使は、同社が40年以上に渡る歴史の中でアジア発のグローバルコンサルティングファームとして継続的な企業価値向上に貢献してきたことに敬意を表したうえで、今回の新オフィス開業に祝意を述べるとともに、日中両国の民間交流・経済交流を通じた新しい発展に向けた協力への期待を述べました。上海市政府からは肖健・上海自由貿易試験区陸家嘴管理局局長が出席しました。
  併せて、中野洋輔・アビームコンサルティング大中華董事長等の案内で、フリーアドレス制が導入された新オフィス内の見学を行いました。
 

『日本を知る』シリーズ講座(法律編)
  11月25日、当館多目的ホールにて、当館、米山学友総会(日本ロータリー米山記念奨学会の中国に帰国した学友によって組織)の協力の下、日中国交正常化50周年記念「日本を知る」シリーズ講座(法律編)を開催しました。講師の 王陰弁護士は、日本の東京大学法学部を卒業後、一橋大学法学研究科で修士号を取得され、現在、上海で弁護士事務所を開設し活躍しています。 講演では、『中日法律の異同-日本法の観点から-』と題して、日中の法制史や法制度、法的実務の参与者、法的実務等各分野の共通点と相違点についてユーモアを交えて説明いただきました。
 

赤松大使は日中国交正常化50周年及び上海日本商工クラブ設立40周年イベントに出席
  11月29日、赤松秀一総領事・大使は、上海日本商工クラブ主催で執り行われた「日中国交正常化50周年及び上海日本商工クラブ設立40周年イベント」に出席し、基調講演及び記念夕食会での挨拶を行いました。
  基調講演では、日中国交正常化実現時の背景や、その後の50年の両国の歩みを振り返りました。また、記念夕食会での挨拶では、将来における新しい分野での日中協力の必要性や華東地域の重要性を強調するとともに、引き続き、上海日本商工クラブの運営協力や日系企業のビジネス投資環境の改善などに取り組んでいく旨を述べました。
 

日中国交正常化50周年記念レセプションを実施
  当館は、11月30日、上海日本商工クラブとの共催で、上海花園飯店にて「日中国交正常化50周年記念祝賀会」を開催しました。防疫当局の要請により、1回の参加人数を絞って4回に分けて実施し、日中各界の方々を招きしました。
 
  赤松秀一総領事・大使は、主催者挨拶として、「両国間の二千年来の友好往来と文化交流の歴史や先達の智慧と経験を拠り所として、将来の世代のために、建設的かつ安定的な日中関係を構築していくことが今の我々に課せられた責務であり、この50周年を契機に各分野における日中の交流を少しでも多く実現していきたい」と述べました。
  本祝賀会の共催団体を代表して、垣内隆・上海日本商工クラブ理事長が挨拶を行い、「上海日本商工クラブは、今年で設立40周年を迎え、会員数は現在2,300以上となり在外商工会議所組織としては世界最大であることに示されるとおり、中国と日本は経済活動において極めて緊密な関係にある。今後も引き続き日中間の更なる経済交流の発展と友好促進に取り組みたい」と述べました。
  また、各回に出席された中国側の来賓からもそれぞれ挨拶をいただきました。第一部では、陳靖・上海市人民対外友好協会会長が挨拶を行い、「11月17日、習近平国家主席と岸田文雄総理大臣が会見を行い、新時代の要求にかなう中日関係を構築することで共同認識を確認し、両国関係の今後の発展の方向を示された。我々は今後も引き続き中日両国の各分野における交流協力を推進し、市民が相親しみ、心を通わせる交流を促していきたい」と述べました。また、中国側来賓として、陳靖会長の他、沙海林・上海市公共関係協会会長(前上海市人民対外友好協会会長)、景瑩・上海市人民対外友好協会会長、馬頴慧・上海市外事弁公室副主任等が出席しました。
  第二部では劉衛東・上海市欧米同学会留日分会会長、第三部では徐迪旻・上海雲間美術館館長、第四部では沈高平・日本中華総商会上海聯誼会会長中国人出席者を代表してそれぞれ挨拶を行い、日中国交正常化50周年以降の歩みを振り返りつつ、中国の改革・開放が日中間の各種交流を促進したことを指摘し、併せて今後の日中関係のさらなる交流と協力の深化への期待及びそのための貢献等に向けて決意を述べました。
 

  
  本祝賀会では、文化プログラムとして、第一・二部では、茶道裏千家淡交会上海和敬会によるお点前のデモンストレーションや上海を拠点に20年以上和太鼓文化の発信に取り組んできた和太鼓団体「和響」による和太鼓パフォーマンスを、また、第三・四部では、上海新創華文化発展有限公司提供によるウルトラマンショーを来場の皆様に楽しんでいただきました。
  
  併せて、会場では、いけばな小原流上海東方支部及び華道草月流上海支部による華道作品の展示、「ONE PIECE」高級複製原画(集英バンダイ(上海)実業有限公司提供)の設置、日中国交正常化50周年記念アーカイブによる写真展示(SIGMA協力)等が行われました。
  
  また、日中国交正常化50周年を記念し、上海日本商工クラブの有志会員企業による商品の協賛があり、食品、酒・飲料、化粧品等の各分野の日系企業からの提供により、記念品を来場の皆様へのお土産としました。
  その他、会場内では、日本のシンガーソングライター・平原綾香さんと中国のバーチャルアイドル・洛天依さんがデュエットした50周年記念動画や日本のデジタルアート技術を駆使した「遇見敦煌光影芸術展」の動画(動画制作:immersive creations、芸術展主催:北京中創文旅文化発展有限公司)、JNTO制作のビジット・ジャパン動画等も放映しました。
  また、今後50年の日中関係の更なる発展への期待を込めて、会場入り口に設置された「50next50」のサインパネルには、多くの出席者が署名を行いました。
 


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