総領事館の活動

令和4年2月16日
【活動報告20221月】


第5回「創新・共創」日中企業イノベーション協力フォーラム
    1月4日、日中国交正常化50周年を飾る1つ目の行事として、上海交通大学との共催で第5回「創新・共創」日中企業イノベーション協力フォーラムを実施しました。
    「デジタル化時代の新たな日中関係」をテーマに、スマートシティに関するそれぞれの取組の紹介が行われた他、日中双方の優位性を活かしたデジタル関連での協力可能性について活発な議論が行われました。
  
  
赤松秀一総領事・大使が上海環球金融センターを訪問
    1月5日、赤松秀一総領事・大使は、叶一成・森大廈(上海)有限公司董事総経理の案内の下、展望台を含め上海環球金融センターを視察しました。
    また、同センター内にある上海環球金融文化伝播センターを訪問し、徐迪旻・日本NPO法人アジア協会理事長及び日本留学経験者と共に、日中国交正常化50周年に際した日中交流事業等について意見交換を行いました。 
    
 
赤松秀一総領事・大使が安徽省合肥市を訪問
    1月6日、赤松秀一総領事・大使は安徽省合肥市を訪問し、周喜安・安徽省副省長、羅雲峰・合肥市長とそれぞれ会見しました。それぞれの会見において、双方は日中国交正常化50周年を機に日本と安徽省、合肥市との活動を積極的に展開し、経済や文化、青少年、地域間等様々な領域で交流を更に深めていくことで一致しました。また、赤松大使は、電気自動車メーカーNIOの工場を視察し、安徽省博物館を訪問しました。
  

   
 
日中国交正常化50周年記念「日本を知る」シリーズ講座(社会科学編)を実施
    1月7日、当館多目的ホールにて、当館、一期一会(上海所在の日中民間交流団体)の共催で日中国交正常化50周年記念「日本を知る」シリーズ講座(社会科学編)を開催しました。一橋大学経済学研究科に留学し、現在復旦大学経済学部教授と一橋大学経済学部准教授を兼任する袁堂軍教授が日本の大学の経済学について講演を行いました。
 
 
新年賀詞交換会を実施
    1月8日、当館管内の商工クラブ、日本人会、日本人学校、邦人プレスの関係者を公邸にお招きし、新年賀詞交換会を行いました。当日は、防疫措置を万全にしたうえで、各商工クラブ代表の方々との鏡割りや三線奏者・西原圭佑様他による生演奏で、日中国交正常化50周年の年の初まりを盛り上げて頂きました。
 

日中国交正常化50周年記念事業:文化講座「旧洋涇浜:从善堂到三井洋行」を実施 
    1月8日午後、当館多目的ホールにて、上海の日本人社会とその歴史研究の第一人者で、上海社会科学院歴史研究所特約研究員の陳祖恩教授を講師に迎え、「旧時洋涇浜:从楽善堂到三井洋行」と題した講座を実施しました。観客はかつて上海における文化交流の窓口であった「洋涇浜」と、その周辺に存在した日系企業や日本人の生活、当地の人々との文化交流などについて理解を深めました。
 
 
日中国交正常化50周年記念事業:「日本美食・静物撮影分享会」を実施 
    1月9日、当館はキヤノン(中国)有限公司との共催で、当地で活躍する女性カメラマンの七七氏を講師に迎え、白瑪工作室、ヤクルト集団、明治乳業の協力の下、当館多目的ホールで「日本美食・静物撮影分享会」を実施しました。イベントでは、七七氏が、日常の食卓や静物を美しく撮影する方法についてまずレクチャーを行った上で、実際に参加者が日本の和菓子等を被写体とした撮影に挑戦し、スマートフォンや日本のカメラを使った撮影を楽しみました。
 
               
                                                      

赤松秀一総領事・大使が「優雅老去」出版記念イベントに出席
    1月10日、赤松秀一総領事・大使は、渡辺淳一氏著作の「熟年革命(中国語:優雅老去)」翻訳出版記念イベントに出席し、挨拶を行いました。同イベントには、翻訳者である呉四海氏、上海欧米同学会留日分会常務副会長の他、主催者である王為達・青島出版集団董事長等の青島出版集団関係者、上海欧米同学会留日分会の会員等が参加しました。
    赤松大使は挨拶の中で、青島出版社は日本関連の出版に尽力されるだけでなく、現在は札幌にある渡辺淳一記念館の運営も行っていることについて触れ、日中文化交流面での貢献に敬意を表しました。
   
 
赤松秀一総領事・大使が相城中日工業設計センター州)有限公司上海事務所開業祝賀セレモニーに参加
    1月10日、赤松秀一総領事・大使は、相城中日工業設計センター(蘇州)有限公司上海事務所開業祝賀セレモニーに出席し挨拶を行いました。赤松大使は挨拶の中で、当館と蘇州市とが昨年立ち上げた「蘇州官民対話」の対話プラットフォームにおいて、相城区を含め日中間の経済交流と協力とが強化されたこと、また本センター上海事務所の開業により、日中両国間の経済・文化交流が促進されることに期待を表明しました。
    式典に先立ち、赤松大使は馮宏慶・相城区街道党工業委員会書記の案内の下、蘇州(相城)デジタル経済創新産業園を視察しました。
   
 
「日中国交正常化50周年記念 日中青少年柔道交流活動及び外務大臣表彰授賞式」を実施
    1月16日、当館は、上海市内の柔道場・龍心館にて、「日中国交正常化50周年記念 日中青少年柔道交流活動及び外務大臣表彰授賞式」を実施しました。授賞式では、日本政府を代表し、赤松秀一総領事・大使より、相園英速(あいぞの・ひでとし)上海「龍心館」館長兼上海市柔道協会役員・技術顧問に対し、令和3年度外務大臣表彰を授賞しました。また、表彰式に先立ち、龍心館と上海柔道協会の子供達が交流稽古で汗を流しました。
  
 
赤松秀一総領事・大使が上海市浦東新区浦南医院を訪問
    1月17日、赤松秀一総領事・大使は上海市浦東新区浦南医院を訪問し、院内を視察後に雷撼・同医院書記らと会見を行いました。
    赤松大使は、同病院が日頃より当地邦人へ高度な医療サービスを提供頂いていることに対する感謝を述べると共に、日中国交正常化50年を機会に同病院との協力関係を強化したいと述べました。
  
 
赤松秀一総領事・大使が蔦屋書店を訪問
    1月17日、赤松秀一総領事・大使が上海上生新所にある蔦屋書店を訪れました。
    上生新所にある蔦屋書店は1920年代に開設されたColumbia Country Clubという欧米人向け娯楽施設の建物をリノベーションした、歴史を感じることのできる場所です。蔦屋書店の見学にあわせて、孫文の長男の孫科が住んでいた「孫科邸」も見学しました。
    赤松大使は野村拓也・蔦屋投資(上海)有限公司中国総代表董事長と意見交換し、上海での歴史的建築のリノベーション開発が最近のトレンドとなっていることや、同社の今後の中国でのビジネス展望等をお伺いしました。
  
 
赤松秀一総領事・大使東麗先端材料研究開発(中国)有限公司(TARC)を訪問
    1月24日、赤松秀一総領事・大使は紫竹国家高新技術産業開発区の東麗先端材料研究開発(中国)有限公司(TARC)を訪問しました。
    姫島義夫・董事長から、東レの中国事業における取組やTARCを含む中国R&D活動内容などについて説明を受けるともに、高度化する中国市場における研究・技術開発の課題について意見交換を行いました。
    その後、同社担当者の案内で、AMCC(Automotive Center China)ショールームや水処理研究所・展示室などの見学を行いました。
  

赤松秀一総領事・大使が上海市浦東新区的上海明生物技術有限公司を訪問
    1月25日、赤松秀一総領事・大使は、上海市浦東新区にある上海薬明生物技術有限公司を訪問しました。周偉昌・首席技術官兼執行副総裁からは、上海薬明生物技術有限公司の事業やバイオ医薬産業業界の動向などの紹介を受けました。その後、担当者の案内で社内の研究開発・製造現場などを見学しました。
 
 
赤松秀一総領事・大使が上海市対外文化交流協会を訪問
    1月26日、赤松秀一総領事・大使は、上海市対外文化交流協会を訪問し、鄧暁賢副会長・秘書長と意見交換を行いました。赤松大使は同会の当館に対する日頃のサポートに謝意を述べるとともに、今年の日中国交正常化50周年に際して計画している事業等について理解を深めました。双方は、50周年を機に、日中友好関係をより一層発展させるべく、協力して両国間の文化交流を推進していくことについて一致しました。
 
 
赤松秀一総領事・大使が上海博物館を訪問
    1月27日、赤松秀一総領事・大使は上海博物館を訪問し、楊志剛・同館館長と同館と日本の博物館との文化交流等に関し意見交換を行いました。その後、上海博物館と日本の九州国立博物館が日中国交正常化50周年及び今年が壬寅年であることを記念し共同開催中の特別展「虎笑寅年-中日虎年迎春展」を見学しました。
 
 
赤松秀一総領事・大使が上海ヒマラヤ博物館を訪問
    1月27日、赤松秀一総領事・大使は、上海ヒマラヤ美術館を訪問し、沈其斌館長らの案内の下、「『浮世の梦』浮世絵5D沉浸芸術大展」を見学しました。見学終了後には懇談の場が設けられ、同館が過去に実施した日本を含む国際的な美術展や今後の展望等について理解を深めました。
 

赤松秀一総領事・大使が「琉球鴻儒会―中日国交正常化50周年」に出席
    1月29日、赤松秀一総領事・大使は、公益財団法人沖縄県産業振興公社上海事務所及び上海環球金融文化伝播センターが主催する「琉球鴻儒会―中日国交正常化50周年」に出席しました。当日は、日中双方の芸術家及び企業家が参加し、沖縄空手の演武、沖縄楽曲の演奏及び歌唱等が行われ、参加者は多彩な沖縄文化を楽しみました。
 



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