在上海日本国総領事館の取組のご紹介

令和4年4月7日
 2020年1月に新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以来、当地在住の在留邦人の皆様と共に対策に取り組んでまいりました。今般、上海市において改めて感染が拡大している状況を踏まえ、当館における取組を改めてご紹介させていただきます。引き続き、地元のコミュニティと在留邦人の皆様のご協力をいただきながら対策を進めて参りたいと思います。
 
1.情報配信
 当館領事メールにおいて関連の情報を随時配信しております。ご登録がお済みでない方はこちら別ウィンドウで開くからお願いいたします。
(配信される情報の例)
 ・上海市の各種規制措置等
 ・日本の水際措置(入国要件、ワクチン接種、PCR検査の条件等)
 
2.個別支援
 帰国のための外出や空港への移動、病院へのアクセス、食料や生活用品の確保等について、数多くのご連絡をいただいております。現在、在宅勤務体制のため当館への電話は緊急連絡事務所がいったんお受けする仕組みとなっていますが、皆様からのご連絡を受けながら全館員で対処に当たっておりますので、引き続き個別の問題につきましては、個別にご連絡をいただくようお願いいたします。当館館員とお知り合いの場合は、是非、その館員に直接ご連絡ください。
 
(個別のご相談の例)
 ・外出移動(空港、空港バスのりば、PCR検査医院等)
 ・医療支援(医療機関受入状況、緊急時病院搬送の案内、ご妊娠の関係等)
 ・生活支援(配給滞留公寓への働きかけ、物資調達方法の案内等)
 ・企業活動(在留資格への影響、生産・物流への影響、異動・出張に伴う移動等)
 ・教育関係(新年度開始に伴う教科書配布の案内等)
 
(当館連絡先(緊急連絡事務所経由))
 021-5257-4766(24時間受付)
 
3.中国側当局への要望
 今回の感染が拡大して以来、当地他国総領事館とも緊密に連携しつつ、上海市政府に具体的な要望を伝えて配慮を求めてきております。一方、市全体での取組が行われている中で、一部の当局関係者等のみに活動が認められているため、数多くの問題について、皆様からのご要望に基づき、逐次個別具体的に地元当局(街道、居民委員会等)との意思疎通を行い、その支援を得て解決に取り組んできております。
 
(要望事例)
 ・隔離関係(親子関係、滞在環境の改善、自宅隔離の活用等)
 ・個別事例(外出・移動の便宜、緊急医療体制、生活物資支給等)
 
4.地元コミュニティやホットラインの活用
 現在、各コミュニティにおいてグループチャットを活用するなどの方法により生活関係の支援等が行われています。言語面等の問題により現地担当者との意思疎通が円滑ではない場合は、当館より個別に対応を強化するよう要請いたします。また、上海市ホットラインにおいては日本語での通話も可能とされていますので、必要に応じてご活用ください。
 
(上海市ホットライン)
「上海市“12345”市民服務熱線電話(上海市市民サービスホットライン)」
(1)12345にかけたあと、7を押して「英語サービス」へつなぎ、簡単な英語でよいので、日本語サービスへ回してほしい旨伝えると、日本語ボランティアの対応に切り替わる。
(2)12345にかけたあと、0を押して「総合サービス」へつなぎ、簡単な中国語か英語でよいので、日本語サービスへ回してほしい旨伝えると、日本語ボランティアの対応に切り替わる。