日中友好に貢献された個人・団体への総領事表彰授与式を開催しました!
平成29年10月20日
9月29日,日中友好に大きく貢献された方々を在上海日本国総領事公邸へお招きし,総領事表彰授与式を行いました。
今回,日中友好のために,経済,文化,学術,スポーツ等の分野で長年貢献されてきた下記の方々に対して,その大きなご貢献に対する感謝の意と心からの敬意を表し,また今後の益々のご活躍を期待し,片山総領事から総領事表彰を授与させていただきました。
45年前の1972年9月29日は,まさに日中共同声明が調印された日であり,日中友好に貢献された方々に対し,この日に総領事表彰を授与できたことは大変意義あるものと考えます。
中国近代史の専門家として主に20世紀上海に居留した日本人の歴史を研究し,『上海の日本文化地図』(上海錦綉文章出版社,中国語2010年,日本語2012年)を著す等,当地並びに日本での関連史実に対する理解を深められました。また,神奈川大学人文学研究所客員研究員を勤める等,頻繁に訪日して講演や交流活動を行うほか,上海においても日本人が有志で立ち上げた「上海歴史散歩の会」顧問として,また当地フリーペーパーにおいて,上海に居留していた日本人の歴史について積極的に発信し続けておられます。
2 古林恒雄・上海華鐘コンサルタントグループ董事長
1987年に上海でストッキング事業を立ち上げたのを皮切りに,その後,日中合弁会社を20数社設立されました。1994年には,現在の上海華鐘投資コンサルティングサービスを設立し,30年に亘り,日中経済の関係強化に貢献されています。
3 劉国華・上海市甘泉外国語中学校長(代理出席)
上海市甘泉外国語中学は1954年に設立された7年制(予備クラス1年間,中学3年間,高校3年間)の中高一貫校であり,1972年より日本語教育をスタートさせ,現在,在校生約1700人のうち,半分が第一外国語として日本語を学んでいます。中国の中学高校では随一のレベルの日本語教育を実施しており,日本の有名大学に進学する卒業生も多く輩出しており,日中の架け橋となる人材の育成面で多大な貢献がありました。同校長自身が教育を通じた日中交流に極めて前向き且つ熱心であり,昨年4月熊本地方で発生した地震の被災地に対しても,募金活動を行っていただきました。
4 施小煒・上海杉達学院外国語学部副学部長(当日欠席)
これまで多くの日本文学を中国語に翻訳・出版し,日本文学の普及に貢献されました。翻訳実績は村上春樹の小説・エッセイをはじめとする現代小説のみならず,中国の一般読者では触れにくい奈良時代・平安時代の和歌から江戸時代の作品に及び,精力的に日本文学を幅広く紹介し,その魅力を伝えられています。翻訳・研究活動の他にも,積極的に日本の研究者にも声をかけて,日本文学関係の国際シンポジウムを企画するなど,当地の日本文学研究の深化にも貢献されています。
5 呉越・上海呉昌碩記念館執行館長
戦前,日本の文化人との交流が深かった清末民国期の中国文人の代表的存在である呉昌碩氏の曾孫として記念館を上海市内で開設されました。自身も書家・篆刻家として,日本滞在経験を踏まえた流暢な日本語と温和な人柄で,日中間の民間文化芸術交流に尽力されています。特に日中に共通する伝統文化である書道・篆刻を通じて,今年3月には群馬県と上海市との書道による青少年交流(福田元総理が参加。呉昌碩氏関連施設で開催),6月には横浜市と上海市との書道交流(呉昌碩記念館で開催),8月には岐阜,愛知の各都市で個展を開催する等,日中両国で数多くの交流事業手がけられています。
6 安永博信・上海漫歩創媒広告有限公司総経理
20年以上の中国勤務の中で,メディア事業を幅広く展開し,当地日本コミュニティー,中国政府,経済界に豊富なネットワークを構築されています。こうしたネットワークを活かし,最近でも「浴衣フェスタ」(2014年~2017年)や,「インターナショナルSPOFESTA」(2016年)等の大型日中交流事業でも事務局担当を務めており,特に上海を中心に日中の広範囲な交流に大きく貢献していただきました。
7 上海剣道愛好会
上海剣道愛好会は,中国における最古かつ最大規模の剣道愛好会で,日本人のみならず,中国人及び多様な国籍の人が参加しています。同愛好会は,剣道が体現する「相手への礼節」,「自己の心身の修練」といった日本の伝統精神を極めて忠実に継承しつつ,日本と中国及び第三国との剣道を通じた友好交流に貢献されました。
8 上海日本商工クラブ
上海日本商工クラブは,上海に進出している日系企業が懇親と情報交換のために1982年に設立した団体を母体とし,現在日本国外では世界最大規模を誇る日本商工会組織にまで発展されてこられました。これまで日系企業のビジネス環境改善に資する活動をはじめ,上海日本人学校の建設・運営への協力,クラブ会員の上海生活を豊かにするための事業を推進し,日中の文化交流事業や中国社会への貢献活動を通じて,日中経済交流の発展と日中友好に積極的に尽力されています。
10 和太鼓の会『和響』
『和響』は,上海在住の小学生から50代までの日本人を中心とした欧米人・中国人を含む総勢60名の和太鼓サークルです。1999年に発足以来,上海万博,日中友好成人式,当館主催イベント等において迫力あるステージパフォーマンスで会場を盛り上げ,和太鼓を用いた日本文化発信を通じて,日本文化の持つ明るさ,平和的・親和的なイメージを伝え,当地市民の対日理解の促進に貢献されています。
今年,日中両国は国交正常化45周年,来年は平和友好条約締結40周年を迎えることを踏まえ,この機会に,当館は日中友好を支える皆様とともに,両国関係をさらに促進し,日中友好を盛り上げていきたいと考えています。
(写真提供:東方新報 何江様)
今回,日中友好のために,経済,文化,学術,スポーツ等の分野で長年貢献されてきた下記の方々に対して,その大きなご貢献に対する感謝の意と心からの敬意を表し,また今後の益々のご活躍を期待し,片山総領事から総領事表彰を授与させていただきました。
45年前の1972年9月29日は,まさに日中共同声明が調印された日であり,日中友好に貢献された方々に対し,この日に総領事表彰を授与できたことは大変意義あるものと考えます。
【受賞個人及び団体名と受賞理由】
1 陳祖恩・東華大学外国語学院特任教授中国近代史の専門家として主に20世紀上海に居留した日本人の歴史を研究し,『上海の日本文化地図』(上海錦綉文章出版社,中国語2010年,日本語2012年)を著す等,当地並びに日本での関連史実に対する理解を深められました。また,神奈川大学人文学研究所客員研究員を勤める等,頻繁に訪日して講演や交流活動を行うほか,上海においても日本人が有志で立ち上げた「上海歴史散歩の会」顧問として,また当地フリーペーパーにおいて,上海に居留していた日本人の歴史について積極的に発信し続けておられます。
(写真提供:東方新報 何江様)
2 古林恒雄・上海華鐘コンサルタントグループ董事長
1987年に上海でストッキング事業を立ち上げたのを皮切りに,その後,日中合弁会社を20数社設立されました。1994年には,現在の上海華鐘投資コンサルティングサービスを設立し,30年に亘り,日中経済の関係強化に貢献されています。
(写真提供:東方新報 何江様)
上海市甘泉外国語中学は1954年に設立された7年制(予備クラス1年間,中学3年間,高校3年間)の中高一貫校であり,1972年より日本語教育をスタートさせ,現在,在校生約1700人のうち,半分が第一外国語として日本語を学んでいます。中国の中学高校では随一のレベルの日本語教育を実施しており,日本の有名大学に進学する卒業生も多く輩出しており,日中の架け橋となる人材の育成面で多大な貢献がありました。同校長自身が教育を通じた日中交流に極めて前向き且つ熱心であり,昨年4月熊本地方で発生した地震の被災地に対しても,募金活動を行っていただきました。
(写真提供:東方新報 何江様)
4 施小煒・上海杉達学院外国語学部副学部長(当日欠席)
これまで多くの日本文学を中国語に翻訳・出版し,日本文学の普及に貢献されました。翻訳実績は村上春樹の小説・エッセイをはじめとする現代小説のみならず,中国の一般読者では触れにくい奈良時代・平安時代の和歌から江戸時代の作品に及び,精力的に日本文学を幅広く紹介し,その魅力を伝えられています。翻訳・研究活動の他にも,積極的に日本の研究者にも声をかけて,日本文学関係の国際シンポジウムを企画するなど,当地の日本文学研究の深化にも貢献されています。
5 呉越・上海呉昌碩記念館執行館長
戦前,日本の文化人との交流が深かった清末民国期の中国文人の代表的存在である呉昌碩氏の曾孫として記念館を上海市内で開設されました。自身も書家・篆刻家として,日本滞在経験を踏まえた流暢な日本語と温和な人柄で,日中間の民間文化芸術交流に尽力されています。特に日中に共通する伝統文化である書道・篆刻を通じて,今年3月には群馬県と上海市との書道による青少年交流(福田元総理が参加。呉昌碩氏関連施設で開催),6月には横浜市と上海市との書道交流(呉昌碩記念館で開催),8月には岐阜,愛知の各都市で個展を開催する等,日中両国で数多くの交流事業手がけられています。
(写真提供:東方新報 何江様)
6 安永博信・上海漫歩創媒広告有限公司総経理
20年以上の中国勤務の中で,メディア事業を幅広く展開し,当地日本コミュニティー,中国政府,経済界に豊富なネットワークを構築されています。こうしたネットワークを活かし,最近でも「浴衣フェスタ」(2014年~2017年)や,「インターナショナルSPOFESTA」(2016年)等の大型日中交流事業でも事務局担当を務めており,特に上海を中心に日中の広範囲な交流に大きく貢献していただきました。
(写真提供:東方新報 何江様)
7 上海剣道愛好会
上海剣道愛好会は,中国における最古かつ最大規模の剣道愛好会で,日本人のみならず,中国人及び多様な国籍の人が参加しています。同愛好会は,剣道が体現する「相手への礼節」,「自己の心身の修練」といった日本の伝統精神を極めて忠実に継承しつつ,日本と中国及び第三国との剣道を通じた友好交流に貢献されました。
(写真提供:東方新報 何江様)
8 上海日本商工クラブ
上海日本商工クラブは,上海に進出している日系企業が懇親と情報交換のために1982年に設立した団体を母体とし,現在日本国外では世界最大規模を誇る日本商工会組織にまで発展されてこられました。これまで日系企業のビジネス環境改善に資する活動をはじめ,上海日本人学校の建設・運営への協力,クラブ会員の上海生活を豊かにするための事業を推進し,日中の文化交流事業や中国社会への貢献活動を通じて,日中経済交流の発展と日中友好に積極的に尽力されています。
(写真提供:東方新報 何江様)
10 和太鼓の会『和響』
『和響』は,上海在住の小学生から50代までの日本人を中心とした欧米人・中国人を含む総勢60名の和太鼓サークルです。1999年に発足以来,上海万博,日中友好成人式,当館主催イベント等において迫力あるステージパフォーマンスで会場を盛り上げ,和太鼓を用いた日本文化発信を通じて,日本文化の持つ明るさ,平和的・親和的なイメージを伝え,当地市民の対日理解の促進に貢献されています。
(写真提供:東方新報 何江様)
今年,日中両国は国交正常化45周年,来年は平和友好条約締結40周年を迎えることを踏まえ,この機会に,当館は日中友好を支える皆様とともに,両国関係をさらに促進し,日中友好を盛り上げていきたいと考えています。