総領事は中智主催の在中日系企業研討会に出席しました

令和7年10月28日
    10月15日午後、総領事・大使の岡田勝は、ミスミ(中国)奉賢新園区で開催された中智日本企業倶楽部・智櫻会主催「共創時代下在中日系企業の着実な再発展に向けたクローズド研討会」に出席し、「日中関係と上海から見た中国経済」というタイトルで講演しました。




    総領事は、講演の冒頭で、閉幕したばかりの大阪・関西万博を振り返りつつ、多くの中国の人々からの支援に感謝の意を述べました。

    総領事は日中関係の発展の歴史を振り返り、日中友好事業へ携わった自身の経験を共有し、中国経済の発展の方向性に関する自身の見解を述べました。また、総領事は日系企業のリーダーの言葉を引用し、中国のように急速に変化し競争が激しい環境で鍛えられた日系企業こそが、世界で活躍する競争力を得ることができる旨述べました。また、高齢化、グリーン経済、デジタル化といった分野において、日系企業と中国企業の間には広大な協力の余地がある旨述べました。

    総領事は、当館の最も重要な任務は在留邦人の安全を確保し、日系企業の活動を支援することである旨述べました。また、日中両国は長年にわたり人的交流を通じて緊密な関係を築いてきており、人的交流をさらに促進し相互理解を深めるために、当館が両国の各分野での交流を全力で支援する旨述べました。