総領事は『都市サンプル‐西バンドと渋谷の共通性』新刊発表会への出席しました

令和7年10月27日
    10月13日午後、総領事・大使の岡田勝は日建設計主催の『都市サンプル‐西バンドと渋谷の共通性』新刊発表会に出席し、挨拶をしました。


    また、総領事は挨拶の中で以下のとおり述べました。
 
    「『都市サンプル‐西バンドと渋谷の共通性』新刊発表会」の開催及び発行にお祝い申し上げます。

    日建設計は日本を代表する設計事務所として、数多くの実績を誇っており、日本国内では、都市の顔とも言えるランドマークから、市民に親しまれる公共施設に至るまで、その活動は幅広く、日本の都市景観を豊かに彩ってきました。また、日本国内にとどまらず、早くから海外に注目し、特に中国においては、北京から広州まで数々のプロジェクトに取り組んできました。

    上海において、陸家嘴の中国銀行ビルをはじめ数多くの実績を持ち、その中で注目すべきは本イベントのタイトルにもなっている西バンドです。上海市の中心を流れる黄浦江の南西に位置し、都市再生の取組が進められているこのエリアは、日夜目まぐるしく情報が行き交う上海の中でも常に注目を集め続けています。本イベントのテーマである西バンドにおける「立体都市の創造」と「文化とテクノロジーの融合」は見事であり、外を歩けば風と水を感じる大変心地の良い空間になっています。

    総領事は、東京や上海は、今やアジアの枠を超えて、世界的な国際経済都市に発展しており、本イベントを1つの契機として、都市更新の分野における日中両国のつながりが深まることを期待しています。