総領事は「PwC中国主催の中国ビジネスフォーラム」に出席しました

令和7年9月26日
    9月15日午後、総領事・大使の岡田勝は、PwC中国主催の「中国ビジネスフォーラムー変貌する中国と新たな事業機会の展望―」のパネルディスカッションの第一部に登壇しました。中国に進出している日系企業の代表はじめ約100名がフォーラムに参加しました。




    総領事は、パネルディスカッションの第一部「中国の展望と日本企業への期待」において、以下の点を述べました。

    現在の中国は「世界の工場」から、「世界の市場」、「世界のイノベーション・エンジニアリング大国」と変化を遂げています。そのよう状況下において、中国へ進出している多くの日系企業関係者が競争の激しい中国市場で勝ち抜くことが国際市場での競争力につながる構造になっていると言います。日中関係においては、日中の両首脳は、日中両国は引き続き、「戦略的互恵関係」を包括的に推進し、「建設的かつ安定的な関係」を構築するという大きな方向性を共有しており、両国は低炭素社会の構築や高齢化社会への対応等共通の社会課題について幅広く協力していきます。
 
    「百聞は一見にしかず」という言葉のとおり、多くの日本人の方々に中国を訪れ実際の中国をご覧になっていただきたいです。総領事館としても、デジタル、ヘルスケア、グリーン、食品・酒類等で日中企業間のビジネスマッチングを含め日中間で協力を行っています。また、個々のビジネストラブルの地方政府等への働きかけなど、ビジネス環境の改善に向けた取組も引き続き行ってまいります。引き続き日系企業の中国での活動への関心及び支援をしていきたいと思います。

    パネルディスカッション第一部には、薗田直孝・PwC Intelligenceシニアエコノミスト、横畑大・三井住友銀行(中国)行長及び高谷将徳・PwC中国日本企業部パートナーも登壇されました。

    また、ビジネスフォーラムの前後に、総領事は、Hemione Hudson・PwC中国Chair・CEO及びCharles Lee・同Vice Chair・Managing Partner、高橋忠利・日本企業部統括代表パートナーと懇談しました。