当館はJETRO上海と共催で2025和酒満溢成果発表会を開催しました
令和7年8月19日
8月8日夜、当館は総領事公邸にてJETRO上海と共催で2025和酒満溢成果発表会を開催しました。本イベントには総領事・大使の岡田勝が出席し、挨拶を述べました。

開会の挨拶では、岡田勝は当館ではオールジャパンの力を結集して日本産酒類の魅力を発信することが極めて重要であるとの考え方のもと、JETRO上海と緊密に連携しながら、これまで各種の施策を展開してきたことに言及しました。昨年12月には日本の伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録され、2025年は日本伝統酒にとって特別な1年となっていると指摘し、日本の酒造りの真価を、中国の皆様に様々な形で知っていただく機会を創っていきたいと述べました。
さらに、今年に入ってから当館では様々なイベントを開催しており、多くの参加者から大きな支持をいただいていると言及しました。また、日本の伝統的なお酒、例えば清酒、焼酎、泡盛は、いずれも無色透明で、味わう前にその香りや風味を予測することはできないため、レストランで味わう際には、まず一口味わってみていただきたい。この体験が、日本伝統酒を愛飲する方を増やす第一歩であり、とても重要な一歩でもあると述べました。
最後に、日本の清酒、焼酎、泡盛などの伝統的なお酒が、中国の皆様の生活にもっと浸透することを心より願っていると述べました。
続いて、日本酒利酒師で国税庁酒類輸出コーディネーターとしても活動実績のある李鵬氏による講演があり、参加者は熱心に講演を聴講しました。

李鵬氏の講演が終了した後、表彰式が行われました。岡田勝とJETRO上海代表所長の天野真也氏が共同で署名し、2025和酒満溢に積極的に参加した飲食店の関係者および消費者に対して、連名の表彰状を授与しました。

飲食店関係者

一般消費者
表彰式終了後は、参加者はキャンペーンで使用された日本伝統酒の試飲や展示の観覧などを行いました。



