総領事は復旦大学日本研究センター第34回国際シンポジウムに出席しました

令和6年12月2日
 11月23日、総領事・大使の岡田勝は、復旦大学日本研究センター第34回国際シンポジウムに出席しました。

 本シンポジウムのテーマは「人口マイナス成長時代の東アジア:中日が直面する課題と機会」で、周磊・復旦大学副学長に続いて開幕挨拶を行った総領事は、「日中ともに非常に速いスピードで少子高齢化が進む中、状況を分析し、経験を共有し、解決策を見いだしていこうとする今回の取り組みは大変意義深い。特にコロナ禍以降、各国の社会状況は大きく変化し、互いに交流し、学び合うことがこれまで以上に必要とされる時代になった。昨日、中国外交部が、日本を含む9か国に対するビザ免除政策について発表したが、この政策により、日中両国の研究者間の交流が更に促進されることを期待する。」と述べました。




 今回のシンポジウムでは日本、中国、シンガポールからの日本研究者が一堂に会し、1日半にわたって、人口減少によって引き起こされる様々な社会的課題について発表・議論を行いました。今回のシンポジウムを契機として、日中間の学術交流が更に拡大、深化していくことが期待されます。