「工芸芸術の世界に浸る‐京都工芸美術作家と出会う夕べ」を開催しました!
令和6年6月12日
6月4日,京都工芸美術作家協会所属の工芸作家である染織家の羽田登先生,陶芸家の今井眞正先生,漆芸作家の服部一齋先生,木工作家の村山明先生にお越し頂き,ご自身の作品の制作過程を紹介頂くとともに,製作者としての工夫やあり方について対談していただきました。




京都工芸作家協会は,1946年の設立以来,部門や会派を超えた作家団体として数多くの工芸作家が所属し,京都の工芸界を牽引してきました。現在は染織,陶芸,漆芸,木工,金工,人形,ガラス,截金,皮革,七宝,竹工,金石の12分野の工芸美術作家312名が所属しています。このたびの上海訪問に併せて当館での対談をお願いしたところ,快諾頂き今回の対談が実現しました。
先生方からは,ご自身の作品の制作手法や過程,作品を作成される際に考えていることなどを,たくさんの写真とともにご説明いただきました。対談を進めていくうちに,先生方同士での質問なども出て,つい説明が止まらなくなる場面があるなど,先生方が,日々どれほどの情熱をもって作品と向き合っているのかが良く感じられる対談でした。
先生方からは,ご自身の作品の制作手法や過程,作品を作成される際に考えていることなどを,たくさんの写真とともにご説明いただきました。対談を進めていくうちに,先生方同士での質問なども出て,つい説明が止まらなくなる場面があるなど,先生方が,日々どれほどの情熱をもって作品と向き合っているのかが良く感じられる対談でした。




美術館や博物館で伝統工芸美術の作品を眺める際には,是非,新しい技法や文様を取り入れてこれまでにない表現を生み出そうというチャレンジ精神や,作品に隠された遊び心など,作品に込められた作家の先生方の様々な思いを感じ取っていただければと思います。
