赤松大使は、書道家・熊峰氏に在外公館長表彰を授与
令和5年11月23日
11月17日、赤松秀一総領事・大使は、書道家・熊峰氏に対し、長年にわたる日中文化交流への貢献に敬意と感謝を表し、在外公館長表彰を授与しました。
熊峰氏は、幼少期から書道に触れ、20代で中国国内複数の大学客員教授を務める中で、日本書道家・手島右卿氏の書に感銘を受けました。これを機に訪日を決意し、1990年代に来日後は、手島氏が創設した日本書道専門学校で仮名文字を一から学びました。それ以降、長年にわたり日中書道文化交流に注力してきました。
2010年に開催された上海国際博覧会では日本館のアートアドバイザーに選出され、漢字によるつながりをテーマとした書道作品「聯接」を揮毫しました。また、2019年にはNHK番組「奇跡のレッスン」に出演し、広島県熊野町立熊野東中学校書道科の生徒たちとの交流を行いました。現在は、日本と中国の間を行き来しながら一般社団法人日中書法協会会長を務める傍ら、横浜市で書道教室を開講し、2023年まで延べ約3000名の日中双方の生徒を指導してきました。
今回の在外公館長表彰授与式は、熊峰氏が日中文化交流促進を目的として設立した「熊峰漢字聯接館-中日青少年文化交流センター-」の設立式に合わせ行われました。
赤松大使は挨拶の中で、同氏の長きにわたる貢献を振り返るとともに、同センターが日中文化交流のプラットフォームとしての役割を果たすことを期待する旨述べました。
熊峰氏は、在外公館長表彰を受賞したことを受けて、同センターを通じた日中文化交流促進に向け、一層尽力する旨述べました。


熊峰氏は、幼少期から書道に触れ、20代で中国国内複数の大学客員教授を務める中で、日本書道家・手島右卿氏の書に感銘を受けました。これを機に訪日を決意し、1990年代に来日後は、手島氏が創設した日本書道専門学校で仮名文字を一から学びました。それ以降、長年にわたり日中書道文化交流に注力してきました。
2010年に開催された上海国際博覧会では日本館のアートアドバイザーに選出され、漢字によるつながりをテーマとした書道作品「聯接」を揮毫しました。また、2019年にはNHK番組「奇跡のレッスン」に出演し、広島県熊野町立熊野東中学校書道科の生徒たちとの交流を行いました。現在は、日本と中国の間を行き来しながら一般社団法人日中書法協会会長を務める傍ら、横浜市で書道教室を開講し、2023年まで延べ約3000名の日中双方の生徒を指導してきました。
今回の在外公館長表彰授与式は、熊峰氏が日中文化交流促進を目的として設立した「熊峰漢字聯接館-中日青少年文化交流センター-」の設立式に合わせ行われました。
赤松大使は挨拶の中で、同氏の長きにわたる貢献を振り返るとともに、同センターが日中文化交流のプラットフォームとしての役割を果たすことを期待する旨述べました。

熊峰氏は、在外公館長表彰を受賞したことを受けて、同センターを通じた日中文化交流促進に向け、一層尽力する旨述べました。

