赤松大使は浙江省温州市を訪問
3月3日、4日に赤松秀一総領事・大使は、浙江省温州市を訪問し、劉小涛・温州市党委書記と会見を行いました。
3日、赤松大使は、劉小涛・温州市党委書記と会見を行い、温州市の日系企業に対するサポートに感謝を述べるとともに、日中の経済・文化交流、青少年交流・地方交流等を推進していくことについて意見の一致をみました。会見には王軍・温州市党委秘書長、陳寛・温州市副市長らも同席しました。
4日には東アジア文化都市交流事業大分県物産・観光・文化交流会へ参加し、大分県と温州市が、昨年の日中韓三か国の文化担当大臣が選定する「東アジア文化都市」に共に選出されたことに祝意を表し、大分県にある湯布院や別府温泉などの温泉文化及び焼酎や日本酒などの日本のお酒の魅力をPRし、経済交流の進展に期待を表明しました。
その後、東曹(瑞安)聚氨酯有限公司の当地で活躍する駐在員の皆様と面会し、温州市のビジネス環境等について意見交換を行いました。
また、温州市に1983年に設立された国家ハイテク企業の亜龍知能設備集団有限公司を視察しました。同社は、工業企業や職業訓練学校等に、ロボット操作等の研修・訓練のためのシミュレーションソフトウェアや設備を開発・提供することに注力しており、オンライン研修のための実況中継施設も社内に備えています。
中国眼谷(温州眼視光国際創新中心)を訪問しました。以前からメガネ生産地として有名な温州市が、近年、眼科医育成や関連医療施設の国家級プラットフォームとして発展している様子を視察しました。
その他、陳寛・温州市副市長の案内で、温州市の歴史的スポットである永嘉書院、江心屿、五馬街などを視察しました。
永嘉書院
江心屿
五馬街
(五馬街の城壁の前で)