赤松大使は魯林・信男教育学園理事長に対し在外公館長表彰を授与

令和5年1月18日
  1月6日、当館赤松秀一総領事・大使は、魯林・信男教育学園理事長に対して、日中教育交流分野における功績に敬意と感謝を表し、在外公館長表彰を授与しました。
 

 
  魯林理事長は、2010年に信男教育学園上海校(別称:上海文来高校中日班)を設立されました。同校の特色は、日本の提携高校へ2年生2学期から編入し、卒業後は日本の大学に進学するという画期的なカリキュラムを構成していることです。これまでに、京都大学、東京工業大学、九州大学、北海道大学等の国立大学に合格者を輩出しており、上海だけでなく深圳、長沙においても開校しています。
 赤松大使は、挨拶の中で、魯林理事長が次世代の日中交流を担う多くの中国の高校生達を日本に送り出してきたことに敬意と感謝を表するとともに、更に一層、日中間の教育交流促進に尽力いただくことを期待する旨述べました。


 
  魯林理事長は受賞に際し、「日本に留学し、日本の教育の良さを知ったこと、日本に留学したいと考える若い人達に日本の文化やその良さを知ってもらえる学校として信男教育学園を創立し、日本に関心を持つ生徒を送り出してきた。今後、日中関係が新たな50年に向かっていくにあたり、初心を忘れず、一層尽力していきたい」と述べました。