隋佳傑氏に対する在外公館長表彰式及び「50年、50人ー阿拉勒上海」記念交流会の実施

令和5年1月18日
  1月13日、当館多目的ホールにて、隋佳傑氏に対する在外公館長表彰式及び「50年、50人-阿拉勒上海」記念交流会を実施いたしました。

 
  隋佳傑氏は、2005年から上海テレビの日本語番組「中日の橋」の制作に携わり、2014年に同番組が「中日新視界」としてリニューアルしてからは、番組プロデューサーとして、中国唯一の日本語テレビ番組の制作を通じて日本文化を広く発信してきました。また、番組制作だけでなく、当館との協力で日中若者討論会を企画し実施するなど、当地における対日理解の促進に貢献してきました。2019年、上海テレビ離職後は、自ら映像制作会社を起業し、これまで10年以上にわたり当地における日本文化の発信、日中メディア交流を支援し、当地市民の対日理解の促進、日中友好交流の発展に寄与してきました。
  特に、2022年は、日中国交正常化50周年を記念し、上海の日本人50人を紹介するミニドキュメンタリーシリーズ「50年、50人ー阿拉勒上海」(※「阿拉勒上海」は上海語で「私達は上海にいる」の意味)を制作し、企画から取材・撮影、編集、発信まで全て自己負担で手がけ、約1年をかけて全ての映像を制作・発信しました。
  同日は、「50年、50人」シリーズの出演者の日本人及び当地の友人やご家族が参加し、ともに隋氏の表彰を祝賀しました。


  赤松大使は、挨拶の中で、隋氏が昨年「50年、50人」シリーズの制作により当地における日中国交正常化50周年祝賀の機運を大いに盛り上げたことに対する感謝と、日中相互理解の深化のため、今後更なる活躍を期待する旨述べました。


 
  隋氏は受賞後の挨拶で、「昨年一番の喜びは、『50年、50人』の出演者の皆さんに出会い、同シリーズを完成させられたこと。今後、上海での日中交流が更に発展していけば嬉しい。自分自身も更に勉強を続け成長していきたい。」と述べました。

 
  表彰式では、隋氏が制作した「50年、50人」ダイジェスト映像の放映、出演者の代表による挨拶及び演奏が行われました。