赤松大使は姜建華氏及び楊宝元氏に対し在外公館長表彰を授与
令和5年1月5日
12月26日、日中国交正常化50周年を記念し,赤松秀一総領事・大使は、二胡奏者の姜建華氏及び琵琶奏者の楊宝元氏に対し、長年にわたる日中友好交流に対する貢献を称え在外公館長表彰を授与しました。
姜建華氏は、1978年に指揮者の小澤征爾氏と交流を開始して以降、新日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団を始め、多くの日本各地の楽団との共演を行う他、石井真木氏、坂本龍一氏、加古隆氏、中原達彦氏等の日本の音楽界を代表する著名な作曲家から楽曲提供を受け、長きにわたって日本と中国の音楽交流の架け橋となってきました。2003年には、日中国交正常化30周年を記念した多くの活動により日中両国の伝統音楽の存続・発展への功績が高く評価され、第17回「日本ゴールドディスク大賞特別賞」を受賞されています。
楊宝元氏は、1985年に日本に留学し、1992年に東京芸術大学音楽学修士課程を卒業。1987年には、姜氏とともに坂本龍一氏作曲の映画「ラスト・エンペラー」の挿入歌の演奏録音に参加され、琵琶の独奏部分を担当されました。また、1990年に團伊玖磨氏作曲の交響曲「万里の長城」を日本で琵琶と交響楽による初演奏を行い、1995年にサントリーホールにて新日本交響楽団と山本純一氏作曲の琵琶協奏曲「紅焔」を初演奏する等、姜氏と共に長年にわたり日本音楽関係者との共演を行っており、1988年には日本作曲家協会の第一号の特別会員に任命された他、宮内庁楽部とも交流を行う等、日中間の音楽交流の発展に大きく貢献してきました。
赤松大使は,挨拶の中で,両氏の本年9月に当館で行われた両氏の講演会への協力やこれまでの音楽分野における日中友好交流への多大な貢献に感謝を示すとともに,今後も両氏の活躍により、当地の対日理解が一層深まり、今後50年、100年続いていく両国の民間交流の礎となること期待する旨述べました。
受賞後,姜氏は挨拶の中で,「これまで長年にわたって二胡を通じて日中文化交流の架け橋となれたことを非常に嬉しく光栄に思う。日中友好は自分の心からの願い。」と述べました。また,楊氏は,「日中間の文化交流はこれからも脈々と続いていき,絶えず深まっていかねばならない。今回の受賞を契機に,今後,日中友好のため更に努力していきたい。」と述べました。

姜建華氏は、1978年に指揮者の小澤征爾氏と交流を開始して以降、新日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団を始め、多くの日本各地の楽団との共演を行う他、石井真木氏、坂本龍一氏、加古隆氏、中原達彦氏等の日本の音楽界を代表する著名な作曲家から楽曲提供を受け、長きにわたって日本と中国の音楽交流の架け橋となってきました。2003年には、日中国交正常化30周年を記念した多くの活動により日中両国の伝統音楽の存続・発展への功績が高く評価され、第17回「日本ゴールドディスク大賞特別賞」を受賞されています。
楊宝元氏は、1985年に日本に留学し、1992年に東京芸術大学音楽学修士課程を卒業。1987年には、姜氏とともに坂本龍一氏作曲の映画「ラスト・エンペラー」の挿入歌の演奏録音に参加され、琵琶の独奏部分を担当されました。また、1990年に團伊玖磨氏作曲の交響曲「万里の長城」を日本で琵琶と交響楽による初演奏を行い、1995年にサントリーホールにて新日本交響楽団と山本純一氏作曲の琵琶協奏曲「紅焔」を初演奏する等、姜氏と共に長年にわたり日本音楽関係者との共演を行っており、1988年には日本作曲家協会の第一号の特別会員に任命された他、宮内庁楽部とも交流を行う等、日中間の音楽交流の発展に大きく貢献してきました。
赤松大使は,挨拶の中で,両氏の本年9月に当館で行われた両氏の講演会への協力やこれまでの音楽分野における日中友好交流への多大な貢献に感謝を示すとともに,今後も両氏の活躍により、当地の対日理解が一層深まり、今後50年、100年続いていく両国の民間交流の礎となること期待する旨述べました。
受賞後,姜氏は挨拶の中で,「これまで長年にわたって二胡を通じて日中文化交流の架け橋となれたことを非常に嬉しく光栄に思う。日中友好は自分の心からの願い。」と述べました。また,楊氏は,「日中間の文化交流はこれからも脈々と続いていき,絶えず深まっていかねばならない。今回の受賞を契機に,今後,日中友好のため更に努力していきたい。」と述べました。