呉四海・映像プロデューサーへの日中国交正常化50周年記念 外務大臣表彰授賞式を実施

令和4年10月17日

  10月12日、当館は「呉四海・映像プロデューサーへの日中国交正常化50周年記念 外務大臣表彰授賞式」を実施しました。



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  授賞式では、日本政府を代表し、赤松秀一総領事・大使より、呉四海・映像プロデューサーに対し、令和4年度外務大臣表彰を授与いたしました。

 

  呉四海・映像プロデューサーは、1996年に中国で唯一番組名で「日本」を盛り込んだテレビ番組「中日之橋」を創設し、以来18年に亘り自らプロデューサー兼司会者を務められました。これをきっかけに、幅広い年齢層の対日理解促進に繋がることとなりました。

また、上海市日本学会理事及び上海市欧米同学会留日分会理事として、自ら日中民間交流イベントを企画・成功させるなど、公私ともに日中両国の国民感情や相互理解の増進に貢献してこられました。さらに、日本書籍を自ら中国語に翻訳し、中国における日本事情の発信にも尽力されております。2015年には、在外公館長表彰を授賞されております。

 

  赤松大使は、呉四海・映像プロデューサーのこれまでの日中交流における多大な貢献に感謝の意を表するとともに、呉四海・映像プロデューサーの今後のご活躍により、50年、100年続いていく両国の民間交流の礎となることに期待する旨の祝辞を行いました。



  呉四海・映像プロデューサーは挨拶の中で、「テレビ番組である『中日の橋』の司会者としての努力が、外務大臣表彰という素晴らしい賞の受賞に繋がり、大変光栄です。今後も「中日の橋」として引き続き尽力してまいります」と述べ、受賞への喜びと感謝を表しました。





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【呉四海】

  • 1996年に中国で唯一番組名で「日本」を盛り込んだテレビ番組「中日之橋」を創設以来、18年に亘り自らプロデューサー兼司会者を務めた。
  • 2015年に在上海日本国総領事館による在外公館長表彰を受賞。
  • 近年は渋沢栄一の『論語と算盤』、渡辺淳一『熟年革命』を中国で翻訳出版した他、現在も翻訳・出版活動に取り組んでいる。