赤松大使は「初心を忘れず,未来に向かって―日中国交正常化記念50周年シンポジウム」に出席
令和4年9月30日
9月25日、赤松秀一総領事・大使は、上海市日本学会と上海市欧米同学会留日分会が主催する「初心を忘れず,未来に向かって―日中国交正常化記念50周年シンポジウム」に出席しました。
会議にて、赤松大使は、一昨日に周恩来総理の故郷である淮安を訪問して来たことに触れた上で、日中国交正常化にあたっては、当時の両国の指導者の間には、単に戦略的な思考や政治的な打算のみならず、それらを超えた共通する強い信念と情熱があったからこそ、当時の厳しい国民感情の中にあっても、国交正常化を成し遂げることが出来たのだろうということ、この共通する強い信念と情熱というのは、一衣帯水の隣国である日中両国が二度と争うことなく、相互に助け合って行かなければならないという確固たる思いがあったことを指摘しました。そのうえで、国交正常化以降の日中関係の発展の歩みについて述べつつ、両国間の国民感情面では日本人の対中感情の悪化の課題を如何に克服するべきかにつき、日本側だけでなく中国側もよく考え早急に対応すべきであると指摘しました。
会議には、超啓正・国務院新聞弁公室主任・第十一期全国政治協商常務委員・外事委員会主任、程永華・中国日本友好協会常務副会長・前中国駐日本国大使(オンライン)、裴鋼・上海市欧米同学会会長、高洪・全国政治協商委員・中華日本学会会長(オンライン)、周斌・元中国外交部国家指導者高級日本語通訳官、景瑩・上海市人民対外友好協会副会長、兪彭年・元上海市日本学会会長・元上海市外事弁公室副主任、朱玲玲・上海欧米同学会専織副会長兼秘書長他が出席し、基調講演及びそれぞれの専門分野の見地から、今までの日中関係を振り返るとともに、今後の日中関係への期待及び提言等を述べました。
会議にて、赤松大使は、一昨日に周恩来総理の故郷である淮安を訪問して来たことに触れた上で、日中国交正常化にあたっては、当時の両国の指導者の間には、単に戦略的な思考や政治的な打算のみならず、それらを超えた共通する強い信念と情熱があったからこそ、当時の厳しい国民感情の中にあっても、国交正常化を成し遂げることが出来たのだろうということ、この共通する強い信念と情熱というのは、一衣帯水の隣国である日中両国が二度と争うことなく、相互に助け合って行かなければならないという確固たる思いがあったことを指摘しました。そのうえで、国交正常化以降の日中関係の発展の歩みについて述べつつ、両国間の国民感情面では日本人の対中感情の悪化の課題を如何に克服するべきかにつき、日本側だけでなく中国側もよく考え早急に対応すべきであると指摘しました。
会議には、超啓正・国務院新聞弁公室主任・第十一期全国政治協商常務委員・外事委員会主任、程永華・中国日本友好協会常務副会長・前中国駐日本国大使(オンライン)、裴鋼・上海市欧米同学会会長、高洪・全国政治協商委員・中華日本学会会長(オンライン)、周斌・元中国外交部国家指導者高級日本語通訳官、景瑩・上海市人民対外友好協会副会長、兪彭年・元上海市日本学会会長・元上海市外事弁公室副主任、朱玲玲・上海欧米同学会専織副会長兼秘書長他が出席し、基調講演及びそれぞれの専門分野の見地から、今までの日中関係を振り返るとともに、今後の日中関係への期待及び提言等を述べました。