許建東・上海許建東将棋倶楽部理事長の在外公館長表彰式及び日中青少年将棋交流イベントを実施しました

令和4年2月23日
    2月19日、赤松秀一・在上海日本国総領事・大使は、許建東・上海許建東将棋倶楽部理事長に対して、日中相互理解及び友好親善の促進に対する多大な貢献に敬意と感謝を表し、在外公館表彰を授与しました。


     許理事長は、これまで27年にわたって上海における将棋の普及活動に取り組んだ結果、上海の200校以上の小中学校が将棋を授業に取り入れ、上海で将棋を知る人口は延べ100万人以上と達しました。赤松秀一総領事・大使は、表彰式での挨拶で、許理事長の上海で将棋の礎を築かれた功績やこれまでの日中交流への貢献を讃えるとともに、今後も日中間の交流促進、相互理解促進に尽力頂きたい旨述べました。
 

 
    許理事長は受賞に際し、これまでの上海での将棋普及活動を振り返りつつ、今後も将棋を通じた交流により、日本と中国の友好関係が世世代代に渡り受け継がれてほしいと述べました。
 



    表彰式に引き続き、上海許建東将棋倶楽部の協力の下、上海日本人学校と上海市内の現地校の小中学生が将棋を通じて交流する日中国交正常化50周年記念「日中青少年将棋交流イベント」を行いました。
 
    イベントの前半では、上海日本人学校の藤本貫太郎教諭が、先日開催された藤井聡太竜王が渡辺明王将に挑んだ王将戦第1局を解説し、後半では、日本人と中国人の子供同士で対局を行いました。両国の子供達が真剣に将棋盤に向き合っている姿勢が印象的でした。