新型コロナウイルス感染症(上海市における新規確定症例の発生)

2020/11/21
●11月20日、上海市は、浦東新区にて新型コロナウイルス感染症の新規確定症例が2例確認された旨発表しました。
●この発表を受けて、浦東新区の浦東新区周浦町明天華城団地が、「中」リスク地区となりましたが、上海市の他の地域のリスクレベルは変更ありません。
(※9日に「中」リスク地区に指定された浦東新区祝橋鎮営前村も、変更ありません)
●当館管轄地域内の各地でも新たな規制が行われたり、諸政策が変更される可能性があります。常に最新情報の入手に努めてください。
●引き続き、中国当局の発表に留意するとともに、感染への警戒を怠らず、手洗い、人との安全な距離を保つ、密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし、感染予防に努めてください。
 
(感染症リスクのある地域への移動について)
●「中」あるいは「高」リスク評価は感染症発生状況により変動します。下記の中国国務院のプログラム(以下のリンク)等で確認するように努めてください。
http://app.www.gov.cn/govdata/gov/202003/25/456514/article.html
 
 
【発表本文(中国語)】
https://mp.weixin.qq.com/s/IrsfQw-Jnp2fNaxENc1O2g

【発表文仮訳(抜粋)】


本日午前に行われた上海市の感染予防・コントロール工作領導小組の記者会見において、上海市の衛生健康委員会、浦東新区及び関係する専門家が本市の感染予防・コントロールに関する状況を説明した。
 
浦東新区による説明:
11月20日、浦東新区の周浦病院、上海市の浦東病院の発熱外来がそれぞれ新型コロナウイルス肺炎の疑い症例1例を報告した。2例の病例はお互い夫婦関係にあり、20日夜、市と区の疾病予防管理センターを通じて再審査され、2人の核酸検査の結果が陽性であることが確認された。臨床、画像及び実験室による核酸検査の結果を総合し、専門家を交え診察を行い、最終的に新型コロナウイルス肺炎の確定症例と診断された後、すぐに上海市公共衛生臨床中心へ隔離治療のため搬送された。
市、区の関連部門は直ちに行動し、連合流行疫学調査専門チームを組織し、流行病学調査を全面的に展開し、関係者の追跡を行った。ここに関連状況を以下のとおり通報する。
 
症例1:
呉氏、男性、39歳、11月19日の夜に自分で浦東新区の周浦病院の発熱外来を訪れた。病院に入る前の検温で、体温が39度、肺CTスキャンで肺に炎症の兆候が見られたため、すぐに隔離処置され、現在上海市公共衛生臨床中心で隔離治療が行われている。
当該感染者は浦東空港UPS上海国際運送センター西区の貨物駅の安全検査員で、当該感染者の上海での居住地は浦東新区周浦鎮明天華城団地である。流行疫学調査によれば、勤務地以外に、当該感染者は過去14日間に周浦病院、千里香雲吞听悦路拱海路口店、航頭鎮王楼村、祝橋鎮新東村等の場所を訪れている。現在、上述の場所はすでに封鎖管理、消毒が実施されている。
 
症例2:
李氏、女性、34歳、病例1の呉氏とは夫婦関係で長期間同居しており、11月20日の発熱とのどの痛みを発症し、上海の浦東病院の発熱外来を訪れ診察を受けた。肺CTスキャンで肺に炎症の兆候が見られたため、すぐに隔離処置され、現在上海市公共衛生臨床中心で隔離治療が行われている。
当該感染者は浦東病院で看護業務に従事しており、流行疫学調査によれば、勤務地以外に、当該感染者は過去14日間に航頭鎮王楼村、祝橋鎮新東村等の場所を訪れている。現在、上述の場所はすでに封鎖管理、消毒が実施されている。
また当該感染者の職場である浦東病院は現在閉鎖され管理されている。
11月21日8時現在、追跡調査の結果、当該感染者らには家族、職場の同僚等86名(内家族6人)の濃厚接触者がいる。現在、既に全員が集中隔離医学観察を実施し、初回の核酸サンプル採取が完了している。86名の濃厚接触者の核酸検査の結果は陰性である。
濃厚接触が疑われる検査対象者は8120名で、すべての検査対象者から核酸サンプル採取が完了しており、11月21日8時30分現在7921名のサンプルを移送し、核酸検査を行っているところ、4468名の核酸検査の結果が判明し、すべて陰性である。
 
夫婦の娘が通った学校は、隔離措置、検査、消毒などの対策をすでに実施し、授業はオンラインに変更されました。
 
現在,すでに関連する場所の食品,物品,環境等に対する合計336件のサンプル採取を実施し、核酸テストが完了しました。そのうち332件が陰性、4件が陽性でした。 すべての陽性サンプルは今回の感染者の家から検出されました。
 
次のステップでは,引き続き関係者の流行疫学調査,トラッキング及び核酸検査業務をしっかりと行い,属地予防・コントロールの責任を厳格に実行し,クローズドループによる管理及び各種防疫業務をしっかりと行います。
 
国務院共同予防・抑制メカニズムの関連要求に基づき、上海市の感染予防・コントロール指揮部の検討を経て,浦東新区周浦町明天華城団地を中リスク地区に加えることを決定した。上海市の他の地区のリスクレベルは変更なしである。
 
中 リスク地域の関係者は、原則として上海を離れることはできず、上海を離れる必要がある場合は、7日以内に核酸検査陰性の証明書を取得しなければならない。