≪写真の町 東川町発! 映画「写真甲子園0.5秒の夏」上映会≫を開催しました
平成31年1月9日
11月4日,当館多目的ホールにおいて,北海道東川町との共催により,≪写真の町 東川町発! 映画「写真甲子園0.5秒の夏」上映会≫を開催しました。今回の上映会は,東川町の松岡町長の発案により企画され,当館での映画の上映会としては約2年ぶりに実現したものです。当日,会場は194名もの来場者で満席となり,菅原浩志監督,作間清子プロデューサーとともに,映画鑑賞のほか,映画の舞台となった北海道東川町の紹介,東川町の工芸品等が当たる抽選会などを楽しみました。
1 「写真甲子園0.5秒の夏」の上映
北海道東川町では,毎年,「全国高等学校写真選手権大会」(通称「写真甲子園」)が開催されています。写真甲子園は,日本全国の高校写真部・サークルなどから,共同制作による作品を募集し,作品審査及びプレゼンテーション審査によって全国11ブロックから優秀校18校を選抜し,高校写真部の日本一を決定する大会です。
「写真甲子園0.5秒の夏」は,東川町の全面的な協力の下,「写真甲子園」を映画化したものであり,2017年に日本各地の映画館で公開されたほか,第30回東京国際映画祭でも特別招待作品として上映されました。この作品は,まだ中国国内では一般公開されていませんが,この度,東川町の尽力により,中国語字幕が施され,当館と大使館(北京)の2か所で初上映される運びとなりました。
「1994年から開催されている大会の実話を取材し,それらのエピソードを繋ぎ合わせ,キャストの高校生たちが写真や方言の訓練をした上で,大会に取り組む姿を再現する形で撮影された」(作間プロデューサー)というこの作品には,観客を惹き付ける素朴な魅力が詰まっており,今回の上映会でも,映画の随所に散りばめられたユーモアのある場面で自然な笑い声が起きるなど,約2時間,来場者に最後まで楽しんでいただけました。
上映後には,来場者から,「写真甲子園」の映画化のきっかけや映画のタイトル,キャストのバックグラウンドなどについて質問が相次ぎ,映画の感想や映画から考察される日本人論,東川町への語学留学の経験談も寄せられたほか,菅原監督も「反応が非常に良かった」と喜びの感想を述べるなど,全員で楽しいひとときを過ごしました。
2 東川町の紹介・抽選会
上映後,東川町海外誘客推進本部の山口ちえコーディネーターと東川町中国事務所の王雪アドバイザーから,映画の舞台となった東川町の魅力について紹介がありました。東川町は,北海道のほぼ中央に位置し,道北の中核都市旭川市の中心部から13キロメートル(車で約15分),旭川空港から7キロメートル(車で約8分)の地点にあります。また,大雪山の豊かな水に恵まれ,日本でも珍しい上水道の必要のない町の一つです。そのような便利なアクセスと豊かな自然環境,そして町の積極的な支援策などにより,語学留学先や移住先としても注目を集めています。東川町は木工業の盛んな町でもあり,今回の上映会の最後には,東川町の木工製品の当たる抽選会も行われました。
今回の上映会が来場者にとって,よき思い出となるとともに,東川町との出会いのきっかけとなれば幸いです。
当館では,在上海自治体事務所等と協力し,これからも日本各地の魅力をお伝えする企画を用意していく予定です。また,広報文化センターには,各地を紹介するパンフレットが多数置いてありますので,来館の際には,是非お手に取って読んでみて下さい!

1 「写真甲子園0.5秒の夏」の上映
北海道東川町では,毎年,「全国高等学校写真選手権大会」(通称「写真甲子園」)が開催されています。写真甲子園は,日本全国の高校写真部・サークルなどから,共同制作による作品を募集し,作品審査及びプレゼンテーション審査によって全国11ブロックから優秀校18校を選抜し,高校写真部の日本一を決定する大会です。
「写真甲子園0.5秒の夏」は,東川町の全面的な協力の下,「写真甲子園」を映画化したものであり,2017年に日本各地の映画館で公開されたほか,第30回東京国際映画祭でも特別招待作品として上映されました。この作品は,まだ中国国内では一般公開されていませんが,この度,東川町の尽力により,中国語字幕が施され,当館と大使館(北京)の2か所で初上映される運びとなりました。
「1994年から開催されている大会の実話を取材し,それらのエピソードを繋ぎ合わせ,キャストの高校生たちが写真や方言の訓練をした上で,大会に取り組む姿を再現する形で撮影された」(作間プロデューサー)というこの作品には,観客を惹き付ける素朴な魅力が詰まっており,今回の上映会でも,映画の随所に散りばめられたユーモアのある場面で自然な笑い声が起きるなど,約2時間,来場者に最後まで楽しんでいただけました。
上映後には,来場者から,「写真甲子園」の映画化のきっかけや映画のタイトル,キャストのバックグラウンドなどについて質問が相次ぎ,映画の感想や映画から考察される日本人論,東川町への語学留学の経験談も寄せられたほか,菅原監督も「反応が非常に良かった」と喜びの感想を述べるなど,全員で楽しいひとときを過ごしました。
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今回の上映会のために作成された 中国語のポスター |
司会は東川町の平田課長と隋国際交流員 |
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当館田中領事の挨拶 | 菅原監督による映画の紹介 |
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来場者で満席の会場 | 約2時間の上映 中国語字幕は隋国際交流員が手がけたもの |
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来場者の質問に答える菅原監督 | 映画制作のエピソードを披露する 作間プロデューサー |
2 東川町の紹介・抽選会
上映後,東川町海外誘客推進本部の山口ちえコーディネーターと東川町中国事務所の王雪アドバイザーから,映画の舞台となった東川町の魅力について紹介がありました。東川町は,北海道のほぼ中央に位置し,道北の中核都市旭川市の中心部から13キロメートル(車で約15分),旭川空港から7キロメートル(車で約8分)の地点にあります。また,大雪山の豊かな水に恵まれ,日本でも珍しい上水道の必要のない町の一つです。そのような便利なアクセスと豊かな自然環境,そして町の積極的な支援策などにより,語学留学先や移住先としても注目を集めています。東川町は木工業の盛んな町でもあり,今回の上映会の最後には,東川町の木工製品の当たる抽選会も行われました。
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東川町を紹介する東川町の 山口コーディネーターと 東川町中国事務所の王アドバイザー |
東川町の紹介に耳を傾ける来場者 |
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東川町の工芸品 | くじを引く菅原監督 |
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景品を受け取る来場者 | 来場者との記念撮影に応じる菅原監督 |
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上映会の余韻が残る広報文化センター | 菅原監督のサイン入りポスター |
今回の上映会が来場者にとって,よき思い出となるとともに,東川町との出会いのきっかけとなれば幸いです。
当館では,在上海自治体事務所等と協力し,これからも日本各地の魅力をお伝えする企画を用意していく予定です。また,広報文化センターには,各地を紹介するパンフレットが多数置いてありますので,来館の際には,是非お手に取って読んでみて下さい!