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秋の邦楽ワークショップ ~音と舞の共演~を開催しました@当館多目的ホール

  10月20日午後,国内外で邦楽や和楽器の魅力を紹介する活動を行っている「こうべ邦楽ワークショップ」の皆さんのご協力の下,当館多目的ホールにて「秋の邦楽ワークショップ ~音と舞の共演~」を開催しました。
  秋の爽やかな休日,本当に多くの皆さんが,和楽器の奏でる音色を楽しむために,当館に足を運んでくださいました。


  ワークショップは箏と尺八による「春の海」の演奏で幕を開けました。日本では,年末年始になると必ず耳にするこの曲。参加者の皆さんも少なからず耳にされたことがあるようです。


  引き続き演奏されたのは「新松づくし」。植物の「松」の様々な形態が,箏,三味線,尺八の「三曲合奏」により奏でられます。その演奏に,今回のワークショップのテーマの1つである日本舞踊が加わり,音と舞が一体となって,松の枝の伸びやかさが美しく表現されます。
 
  演奏の後は,まず日本舞踊と邦楽との関係に関するレクチャーが行われました。日本の伝統的なダンスには,厳かで静かな心の内面を表現する「舞(まい)」と,軽快な歌や音楽に合わせ意味を伴う身体的な動作を行う「踊(おどり)」があり,日本舞踊はその二つを併せたものです。それぞれ実演を通して比較するなど,非常に興味深いレクチャーが繰り広げられます。


   レクチャーの後は,「編曲元禄花見踊り」にあわせ,実際に「踊(おどり)」を舞っていただきました。華やかな「踊」を,箏,三味線,尺八から十七弦,琵琶,打楽器,胡弓まで揃った大迫力の演奏が包み込み,まるで会場だけが春になってしまったかのよう。
参加者の皆さんも写真撮影に余念がない様子です。


  引き続き,日本の楽器と中国の楽器のルーツと類似性を,二胡と胡弓を例として説明いただきました。弾き方から音色まで,非常に似ている面もある一方,やはり日本と中国,それぞれ異なる文化で育った楽器でもあり,異なる特徴も備えています。
 
  最後は,邦楽器と二胡の合奏により,ワークショップは幕を閉じました。
 
 

  和楽器は,中国と深い繋がりがあり,日中両国多くの人たちに親しまれています。これからも,音楽を通じて日本と中国の絆が深く結ばれていくことを願っています。今回,ワークショップにご協力いただきましたこうべ邦楽ワークショップの皆様,二胡奏者でいらっしゃる上海理工大学の謝先生,本当に有り難うございました!