台風26号の接近に伴う注意喚起 (フィリピン,台湾,中国沿岸地域)
平成30年10月26日
【ポイント】
○現在,強い台風26号(国際名「イートゥ:YUTU」が北マリアナ諸島周辺から北西方向へ,勢力を強めつつ進行しており,台風の通過する周辺地域に被害を及ぼす可能性があります。
○今後「イートゥ」は,フィリピン,台湾から中国沿岸地域に接近する可能性があり,上陸するおそれもあります。
○最新の気象情報の入手に努め,災害や事故に巻き込まれないよう,適切な安全対策を講じてください。
【内容】
1 日本の気象庁等によれば,日本時間10月25日(木)現在,台風「イートゥ:YUTU)」が,グアム島,サイパン島など北マリアナ諸島周辺を通過しています。現在「イートゥ」は,ハリケーン勢力区分における最大のレベルである「カテゴリー5(最大風速:156mph以上)」にまで勢力を強めており,今後もその勢力を維持しつつ,北西方向へ進むと予測されています。
2 今後「イートゥ」は,強い勢力を維持しながら,29日(月)から30日(火)にかけて,フィリピン,台湾から中国沿岸地域に接近し,場合によっては上陸する可能性もあります。台風の進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては,高潮・洪水・土砂崩れ等の被害や道路の寸断をはじめ各種交通機関の混乱等も予想されます。
3 つきましては,「イートゥ」の通過する可能性のある上記地域に渡航・滞在を予定されている方及び既に滞在中の方は,下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の気象情報等関連情報の収集に努め,状況に応じて渡航・滞在または外出を控える,あるいは渡航の日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
台風の影響により,各種交通機関(特に航空機や船)の混乱も予想されますので,運行状況を利用交通会社に確認することをお勧めします。
台風が通過する地域にお住まいの方は,下記の諸点に留意し,災害被害を避けるための準備や行動などに留意し,十分な安全対策を速やかに講じるようにしてください。
【上陸前の備え】
(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2)停電に備え,懐中電灯,ライター,ろうそく,携帯ラジオ,予備の電池等を準備するとともに,1~2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。
(3)避難することも想定し,旅券,現金,雨具,携行用の水,食料等を準備し,いつでも持ち出せるようにしておく。
(4)強風で飛ばされそうなものは,屋内に移す又は固定する。
(5)避難場所や避難コースを確認しておく。
(6)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。
(7)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し,あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。
【上陸以降の対応】
(8)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(9)外出を控える。
(10)現地当局からの避難勧告や指示に従う。また,避難後に最寄りの日本大使館または領事事務所へ連絡する。
(11)台風通過後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害にも十分注意する。
(12)被害が発生している地域においては,略奪等の治安悪化の可能性にも十分注意する。
(13)被災地では,インフラの破壊(電気や水など),物資供給不足,各交通機関の乱れ,電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため,被災地を訪れる場合には,情報収集を行いつつ慎重に検討する。
《 参考 》
日本気象庁(台風情報) : http://www.jma.go.jp/jp/typh/
グアム国土安全保障省/市民防衛室ホームページ:http://www.ghs.guam.gov
米国気象予報室(National weather Service Forecast Office):http://www.prh.noaa.gov/guam/cyclone.php
フィリピン気象庁(PAGASA): http://www.pagasa.dost.gov.ph/
台湾中央気象局 : http://www.cwb.gov.tw/
中国気象局: http://www.cma.gov.cn/
中国中央気象台: http://www.nmc.cn/
4 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,日本の留守家族,最寄りの日本国大使館・総領事館(下記連絡先),或いは公益財団法人交流協会台北事務所または高雄事務所まで連絡してください。
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp (PC版,スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地連絡先)
○在上海日本国総領事館
(管轄地域:上海市,安徽省,浙江省,江蘇省,江西省)
住所:上海市万山路8号
電話:(市外局番021)-5257-4766
国外からは(国番号86)-21-5257-4766
ホームページ:https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/
○現在,強い台風26号(国際名「イートゥ:YUTU」が北マリアナ諸島周辺から北西方向へ,勢力を強めつつ進行しており,台風の通過する周辺地域に被害を及ぼす可能性があります。
○今後「イートゥ」は,フィリピン,台湾から中国沿岸地域に接近する可能性があり,上陸するおそれもあります。
○最新の気象情報の入手に努め,災害や事故に巻き込まれないよう,適切な安全対策を講じてください。
【内容】
1 日本の気象庁等によれば,日本時間10月25日(木)現在,台風「イートゥ:YUTU)」が,グアム島,サイパン島など北マリアナ諸島周辺を通過しています。現在「イートゥ」は,ハリケーン勢力区分における最大のレベルである「カテゴリー5(最大風速:156mph以上)」にまで勢力を強めており,今後もその勢力を維持しつつ,北西方向へ進むと予測されています。
2 今後「イートゥ」は,強い勢力を維持しながら,29日(月)から30日(火)にかけて,フィリピン,台湾から中国沿岸地域に接近し,場合によっては上陸する可能性もあります。台風の進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては,高潮・洪水・土砂崩れ等の被害や道路の寸断をはじめ各種交通機関の混乱等も予想されます。
3 つきましては,「イートゥ」の通過する可能性のある上記地域に渡航・滞在を予定されている方及び既に滞在中の方は,下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の気象情報等関連情報の収集に努め,状況に応じて渡航・滞在または外出を控える,あるいは渡航の日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
台風の影響により,各種交通機関(特に航空機や船)の混乱も予想されますので,運行状況を利用交通会社に確認することをお勧めします。
台風が通過する地域にお住まいの方は,下記の諸点に留意し,災害被害を避けるための準備や行動などに留意し,十分な安全対策を速やかに講じるようにしてください。
【上陸前の備え】
(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2)停電に備え,懐中電灯,ライター,ろうそく,携帯ラジオ,予備の電池等を準備するとともに,1~2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。
(3)避難することも想定し,旅券,現金,雨具,携行用の水,食料等を準備し,いつでも持ち出せるようにしておく。
(4)強風で飛ばされそうなものは,屋内に移す又は固定する。
(5)避難場所や避難コースを確認しておく。
(6)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。
(7)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し,あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。
【上陸以降の対応】
(8)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(9)外出を控える。
(10)現地当局からの避難勧告や指示に従う。また,避難後に最寄りの日本大使館または領事事務所へ連絡する。
(11)台風通過後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害にも十分注意する。
(12)被害が発生している地域においては,略奪等の治安悪化の可能性にも十分注意する。
(13)被災地では,インフラの破壊(電気や水など),物資供給不足,各交通機関の乱れ,電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため,被災地を訪れる場合には,情報収集を行いつつ慎重に検討する。
《 参考 》
日本気象庁(台風情報) : http://www.jma.go.jp/jp/typh/
グアム国土安全保障省/市民防衛室ホームページ:http://www.ghs.guam.gov
米国気象予報室(National weather Service Forecast Office):http://www.prh.noaa.gov/guam/cyclone.php
フィリピン気象庁(PAGASA): http://www.pagasa.dost.gov.ph/
台湾中央気象局 : http://www.cwb.gov.tw/
中国気象局: http://www.cma.gov.cn/
中国中央気象台: http://www.nmc.cn/
4 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,日本の留守家族,最寄りの日本国大使館・総領事館(下記連絡先),或いは公益財団法人交流協会台北事務所または高雄事務所まで連絡してください。
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp (PC版,スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地連絡先)
○在上海日本国総領事館
(管轄地域:上海市,安徽省,浙江省,江蘇省,江西省)
住所:上海市万山路8号
電話:(市外局番021)-5257-4766
国外からは(国番号86)-21-5257-4766
ホームページ:https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/