井上康生・全日本柔道男子総監督,秋本啓之・全日本柔道女子特別コーチが上海と南京で柔道交流を行いました!
平成29年10月24日
10月11日~13日に上海と南京の学校・柔道館で,当館後援日中国交正常化45周年認定事業の「日中柔道交流」の活動を行いました。指導者は井上康生・全日本柔道男子総監督と,秋本啓之・全日本柔道女子特別コーチのお二人です。井上監督は,2000年シドニーオリンピック男子柔道100キロ級金メダリストであり,2012年から全日本男子代表監督を務められています。秋本コーチは,73キロ級で世界大会で活躍され,2016年の引退後は全日本女子のコーチを務められています。
上海では,上海市体育学院,龍心館,上海日本人学校,南京では,櫻花小学校,日中友好南京柔道館を訪れました。
上海市体育学院(上海)(11日午前)
お二人の一流の技を学ぼうと上海市内の柔学習者が200名ほど集結しました。
秋本コーチは現役時代には,自分よりも体の大きい選手を投げていました。「背負い投げ」をする時の体の使い方について一から丁寧に説明していました。井上監督はシドニーオリンピックで金メダルを獲得した技である「内股」を説明し,参加者の指導を行いました。参加者はお二人に指導をしてもらおうと,自分から手を挙げて質問していました。


背負い投げを講習する秋本コーチ(左)と参加者を指導する井上監督(右)
龍心館(上海)(11日午後)
上海市内にある龍心館で,参加者に指導を行いました。参加者は華麗な技を自分のものにしようと,真剣な表情で聴いていました。

相園英速・龍心館館長から歓迎の挨拶
櫻花小学校(南京)(12日午前)
南京市立の櫻花小学校では,柔道を体育の必須種目にしています。お二人を元気な児童が迎えてくれました。実戦練習では,井上監督と戦ってみたいと希望した女の子が井上監督をみごとに投げ,会場を沸かせました。子供たちが喜ぶ様子に,井上監督も秋本コーチも嬉しそうでした。

授業の様子を視察しました(左) なんと豪快な投げ技!井上監督に一本を取りました!(右)
日中友好南京柔道館(12日午後)
南京市内外から,およそ500名の柔道愛好家が参加しました。井上監督も秋本コーチも,これほど多くの人に囲まれて指導するのは初めてだと驚いていました。
日中友好南京柔道館は,2009年に日本の草の根文化無償からの資材提供もあって設立されたもので,南京の柔道拠点としてこれまで多くの柔道選手を育ててきました。劉俊林・館長ご自身も,ロサンゼルスオリンピック,ソウルオリンピックの参加経験をお持ちです。山下泰裕・全日本柔道連盟会長(ロサンゼルスオリンピック無差別級優勝)も何度か訪れて指導をしたことがあります。


井上監督による実技指導。 小さな柔道家たちも興味津々。
体の使い方まで丁寧に説明していました。

秋本コーチと練習する参加者。教えられた 井上監督が「この会場で最も強い」と選んだ
背負い投げで勝てるかな? (左) 小さな柔道家との真剣勝負(右)
僕,金メダリストに勝っちゃった?!
上海日本人学校浦東校(13日午前)
上海日本人学校の児童生徒の皆さんを対象に実技紹介と講演が行われました。最初に行われた実技紹介では,お二人が繰り広げる技の数々に生徒達は目を奪われ,迫力のある音に驚きの声をあがりました。
引き続き行われた講演では,お二人のこれまでの柔道人生について語っていただきました。お二人は夢を持つことの大切さ,家族や友人など周りの方への感謝の気持ちが如何に重要か述べたほか,夢を叶えるための戦略,特に情報の収集と分析の重要性について過去の経験に基づいてお話しいただきました。また,児童生徒からの質問にユーモアを交えて回答するなど,楽しくも有意義な時間はあっという間に過ぎてしまいました。児童生徒の皆さんはお二人のこれまで培ってきた努力や考え方に感銘を受けていました。

井上監督と秋本コーチによる実演(左) 井上監督の内股(右)速すぎて目に止まり ません!

お二人による講演。井上監督がステージを降りて,生徒に語りかける姿もありました。
井上監督と秋本コーチはどこへ行っても大歓迎を受けていました。秋本コーチは,柔道に国境はないことを改めて実感したとお話ししていました。お二人とも今回の活動は日中交流にたいへん有意義であり,またぜひ中国に来たいとお話ししていました。
当館はスポーツを通じた日中交流を応援していきます!
上海では,上海市体育学院,龍心館,上海日本人学校,南京では,櫻花小学校,日中友好南京柔道館を訪れました。
上海市体育学院(上海)(11日午前)
お二人の一流の技を学ぼうと上海市内の柔学習者が200名ほど集結しました。
秋本コーチは現役時代には,自分よりも体の大きい選手を投げていました。「背負い投げ」をする時の体の使い方について一から丁寧に説明していました。井上監督はシドニーオリンピックで金メダルを獲得した技である「内股」を説明し,参加者の指導を行いました。参加者はお二人に指導をしてもらおうと,自分から手を挙げて質問していました。



背負い投げを講習する秋本コーチ(左)と参加者を指導する井上監督(右)
龍心館(上海)(11日午後)
上海市内にある龍心館で,参加者に指導を行いました。参加者は華麗な技を自分のものにしようと,真剣な表情で聴いていました。

相園英速・龍心館館長から歓迎の挨拶
櫻花小学校(南京)(12日午前)
南京市立の櫻花小学校では,柔道を体育の必須種目にしています。お二人を元気な児童が迎えてくれました。実戦練習では,井上監督と戦ってみたいと希望した女の子が井上監督をみごとに投げ,会場を沸かせました。子供たちが喜ぶ様子に,井上監督も秋本コーチも嬉しそうでした。


授業の様子を視察しました(左) なんと豪快な投げ技!井上監督に一本を取りました!(右)
日中友好南京柔道館(12日午後)
南京市内外から,およそ500名の柔道愛好家が参加しました。井上監督も秋本コーチも,これほど多くの人に囲まれて指導するのは初めてだと驚いていました。
日中友好南京柔道館は,2009年に日本の草の根文化無償からの資材提供もあって設立されたもので,南京の柔道拠点としてこれまで多くの柔道選手を育ててきました。劉俊林・館長ご自身も,ロサンゼルスオリンピック,ソウルオリンピックの参加経験をお持ちです。山下泰裕・全日本柔道連盟会長(ロサンゼルスオリンピック無差別級優勝)も何度か訪れて指導をしたことがあります。




井上監督による実技指導。 小さな柔道家たちも興味津々。
体の使い方まで丁寧に説明していました。


秋本コーチと練習する参加者。教えられた 井上監督が「この会場で最も強い」と選んだ
背負い投げで勝てるかな? (左) 小さな柔道家との真剣勝負(右)
僕,金メダリストに勝っちゃった?!
上海日本人学校浦東校(13日午前)
上海日本人学校の児童生徒の皆さんを対象に実技紹介と講演が行われました。最初に行われた実技紹介では,お二人が繰り広げる技の数々に生徒達は目を奪われ,迫力のある音に驚きの声をあがりました。
引き続き行われた講演では,お二人のこれまでの柔道人生について語っていただきました。お二人は夢を持つことの大切さ,家族や友人など周りの方への感謝の気持ちが如何に重要か述べたほか,夢を叶えるための戦略,特に情報の収集と分析の重要性について過去の経験に基づいてお話しいただきました。また,児童生徒からの質問にユーモアを交えて回答するなど,楽しくも有意義な時間はあっという間に過ぎてしまいました。児童生徒の皆さんはお二人のこれまで培ってきた努力や考え方に感銘を受けていました。


井上監督と秋本コーチによる実演(左) 井上監督の内股(右)速すぎて目に止まり ません!


お二人による講演。井上監督がステージを降りて,生徒に語りかける姿もありました。
井上監督と秋本コーチはどこへ行っても大歓迎を受けていました。秋本コーチは,柔道に国境はないことを改めて実感したとお話ししていました。お二人とも今回の活動は日中交流にたいへん有意義であり,またぜひ中国に来たいとお話ししていました。
当館はスポーツを通じた日中交流を応援していきます!