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季節性インフルエンザに関する注意喚起

                                                                                                                  在上海日本国総領事館

                                                                                                                         2013年11月20日

 秋が深まり、当地の気温も下がってきているところ、季節性インフルエンザに罹患され、日系クリニック等で受診される在留邦人の方が散見されるようになりました。毎年、秋から冬の気温が低下する時期には、季節性インフルエンザの感染が増加する傾向があるところ、在留邦人の皆様におかれては、予防等に心がけて下さい。

 

 インフルエンザの主な感染経路は、飛沫感染と接触感染があります。感染している人の咳やくしゃみで拡散したウイルスを口や鼻から吸い込んで感染するのが飛沫感染です。そして感染している人の唾や鼻水で汚染された物(手から手やドアノブ、つり革等)を直接手で触り、その手で鼻や口をさわることにより感染するのが接触感染です。

 

予防方法としては以下の方法が考えられます。

 

1.手洗いの励行

 外出後だけでなく、頻繁な手洗いを心掛けましょう。石けんで15秒以上手を洗い、洗い終わったら、清潔なタオル等で水分を十分に拭き取りましょう。アルコール消毒も効果があります。

 

2.うがいの励行
 外出後にはうがいを行いましょう。うがいをすることにより、喉が清潔になるだけでなく、乾燥を防ぐことにより喉の粘膜の防御機能の低下を防ぐことも期待できます

 

3.咳エチケット
 飛沫感染や接触感染を防ぐためには、下記咳エチケットを心がけましょう。
 ・咳やくしゃみを他の人にむけてしない。
 ・咳やくしゃみが出る時は、マスクを着用する
 ・咳やくしゃみを手のひらで受け止めた時には、手を洗う。

 

4.適度な湿度の保持
 室内では加湿器などを使い、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。空気の乾燥により喉の粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザに罹りやすくなります。

 

5.体力の維持
 過労を避け、十分な栄養と休養をとるようにし、体の抵抗力が落ちないように努めましょう。
 

6.人混みをさける
 季節性インフルエンザが流行してきたら、特にご高齢の方や糖尿病等慢性の病気をお持ちの方、妊婦の方などは人混みや繁華街への外出は控えましょう。人混みや繁華街へ外出が必要な場合にはマスクを着用しましょう。

 

7.インフルエンザワクチンの接種
 インフルエンザワクチンは、完全にインフルエンザウイルスの感染を予防できるものではありません。しかし、感染後に発病する可能性を低下させ、発病しても重症化を防ぐのに有効であるといわれています。一般にワクチン接種後、抗体ができるまでに2週間程度かかるといわれています。予防接種をご希望の方は、お近くの医療機関にお問い合わせください。

 

 なお、万一、高熱、咳、関節痛、脱力感等の季節性インフルエンザが疑われる症状が見られる場合は早急にお近くの医療機関で診察をお受け下さい。