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将来の就職活動もこれで安心?

 

上海の高校生に日本流ビジネスについて紹介しました!

 

   経済はどんな人の暮らしにも密接に関係するもの。国ごとにビジネスを取り巻く環境は違いますが、今や経済のグローバル化で、ヒトとモノの動きは一昔前には想像もできなかったほどに活発化しています。様々な国籍の人々が次々に国境を越えて新たな商品と価値を作り出し、地球のあらゆる場所で取引が行われ、日々膨大な情報が世界を駆け巡っています。世界経済の複雑な仕組みを理解するには、難しい本をたくさん読まなければなりませんが、まずは「あなたの中に私があり、私の中にあなたがある(你中有我,我中有你)」とも言われる、日中の切っても切れない経済関係を支えるビジネスマンのお話を聞いてみると、身近なところから理解でき、目から鱗が落ちるかもしれませんよ。
    11月14日、在上海日本国総領事館は、日系総合商社である三井物産(上海)貿易有限公司の皆さんとともに、日本のビジネス事情や文化を紹介する講演会を実施しました。聴講者は上海市工商外国語学校で日本語を学ぶ200名の皆さん。5年も経てば多くがビジネスの世界に飛び込んで、日中経済の様々な分野で活躍する人材になることでしょう。そんな皆さんのために企画したのが、日本のビジネス事情を紹介する本講演会。生徒の皆さんは熱心に耳を傾け、一生懸命日本語で質問してくれました。

 

「総合商社って?」総経理自らの解説に生徒達もふむふむ、納得。

 

   まずは、三井物産(上海)貿易有限公司の小野元生・総経理から「総合商社って何をしているの?」という基本的な疑問を解決していただきました。実は、総合商社は世界的に見ても日本独特の会社形態で、英語圏では日本語そのままで“Sogo shosha”と呼ばれています。輸出入貿易を業務の中心とするビジネスを営むのが商社ですが、総合商社は、更に多種多様で広範な取引を国内・国外とグローバルに行う「巨大商社」。小野総経理は、総合商社の「総合」の二文字に込められた意味を「『何でも』『どこでも』『どのようにでも』、複合的な組合せを可能とする未来への『可能性の塊』」と説明。グローバルなバリューチェーンの付加価値化、資源・エネルギー開発やインフラ整備、生活産業などの大規模事業への投資等々、多岐にわたる業務に携わる総合商社は、日本ひいては世界経済で大きな存在感を放っています。
   中国の改革開放が著しい成果を見せ始めた90年代後半生まれの生徒の皆さんでも、まだあまり馴染みがない「総合商社」という響き。でも、例えば上海の街でもすっかり日常の風景となったコンビニエンスストアも、総合商社による事業の成果の一つなんですよ。知らず知らずに身近なところで新たなライフスタイルの創造や生活の便利さを支えてくれているのですね。総合商社の仕組みや動きを知れば、経済がぐっと身近になります。

 

「商社ウーマンが教えます!日本のビジネスマナー初歩」

将来必ず役立ちますよ

日本の情報はここでゲット!お役立ち情報をご紹介

 

   次に、同社人事総務部副部長・井上史子さんが日本のビジネスマナーを生徒達に伝授。服装、来客対応、電話での話し方。礼儀の国、日本のビジネスマナーはとてもルールが多くて難しそう・・・そう思う人も多いかもしれません。でも、井上さんによれば、基本となるのは「相手を敬う」、「相手を思いやり、気を配る」という考え方。一番大切なのは、やはり相手への心遣い。そこから様々なマナーの様式が生まれているのですね。細かい動作や言葉使いのマナーにも、相手への敬意が込められているということです。井上さん、ありがとうございました!
   最後は、日本語と日本文化を学ぶ皆さんへ、当館広報文化部から日本に関するお役立ち情報を紹介しました。日本に留学するには?日本語力を鍛えるには?実際の日本文化を間近で見たい!等々、生徒の皆さんが感心のある分野で、情報を得るためのプラットフォームや当館広報文化センターのイベント、留学アドバイザー制度などを紹介。皆さん、是非どんどん利用してくださいね。

   質問タイムには、生徒の皆さんが日本語を使って積極的に質問をぶつけてくれました。「日本企業の面接試験は、どのようなものですか?」「日本文化の茶道に興味があります。どのように学べば良いですか?」生徒の皆さんが、普段から日本語を一生懸命勉強していることが伝わってくる時間でした。
   そして最後、嬉しいサプライズがありました。講演を終えてホールから出ようとした時、講演を聴いていた生徒さんの一人が、ピアノ演奏を聴かせたいと言ってくれたのです。この日のために、日本の久石譲さんの曲を練習してくれたそうです。その気持ちとすばらしい演奏に、私達一同は感動し、大きな拍手。今回の講演の中で、マナーの基本となるのは「相手を敬う」、「相手を思いやり、気を配る」心と知りましたが、生徒の皆さんの姿勢には、既にしっかりとした一流のマナーが備わっているようです。

 

                                    (上)外国語で質問するのは大変。でもみんな頑張って日本語で話してくれました。

                              (中)みんなで記念写真をパチリ。日中関係の将来を担う皆さんの顔は生き生きしています。

                                            (下)この日のために練習を重ねた日本の曲。ありがとう!

    

    当館では経済や文化、観光、青少年交流、技術協力など、日本と中国が協力している様々な分野において活躍されている方々とともに、高校や大学などで講演会を開いています。日中の若い世代を始めとした両国の市民が、お互いの社会や経済、文化などを広い視野で理解し合えるよう、これからも充実した内容の講演を企画していきます。ご関心のある学校関係者の皆さんは、ぜひ
こちらへご連絡ください。お待ちしております!